こんにちは。
まなとも運営メンバーのアリーです。
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次回の
はたらくを語ろうの会
通称「はたかた」は
1月14日(火)
を予定しています。
募集開始は12月15日(日)
こちらのブログでお伝えします。
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みなさんのお家では、絵本をよく読みますか?
我が家では、息子が6か月くらいの頃から、毎晩本を読んでから寝る事を習慣にしており、
6歳になった今でも「必ず」本を読んでから寝ます。
私も絵本が好きなので、子供と一つの事にだけ集中して過ごせるこの濃厚な時間を
楽しんではいますが、ネックなのは
「必ず」という点。
息子が1歳くらいの頃から保育園に通っていたため、一緒に過ごす時間はとても限られていました。
なので、どんなに忙しくても、この「絵本タイム」だけは捻出するよう、頑張っていたのですが、それでも仕事で帰宅が遅くなった日、体調が悪い日、なんならインフルエンザにかかり39度の熱がある日でも、
「読んでーー」と泣かれる・・・・
今日は勘弁してくれーーー
と懇願しても、「読みたいー」と泣くので、いつも観念して、読んでいます。
ある日、息子が保育園である本を借りてきました。
その名も
「オニの
サラリーマン」
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=1724
(福音館のサイトよりお借りしました)
~~あらすじ~~
赤鬼のオニガワラ・ケン、地獄カンパニーの平社員。
びしっとスーツで決め、愛妻弁当と金棒持って、満員バスで出勤です。
社長みたいな閻魔大王の指示で、今日は血の池地獄の見張りにつくことになりました。
釜ゆで地獄の火の番を言いつかった同僚からは「ええなぁ、らくちんやんか」と羨ましがられますが、
亡者どもは決まりを守らず、てんやわんや。
そして、ちょっと油断したすきに、大変なことが起きてしまいました!
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この本、なかなか、衝撃的なんです。
①主人公のオニが切ない
絵本で出てくるオニって、基本悪役のサブキャラだと思うんですが、ここでは主人公。
満員バスに揺られて、地獄にご出勤。
居眠りをしてえんま様に
「君、次、居眠りしたら、ボーナスカットやからね」
と怒られる。
「ストレスでツノ、折れそうや」と落ち込んだり
帰りに寄ったおでん屋で「鬼ごろし」の熱燗を飲み、大将に癒される。
「いやー、オニも大変なんやなぁ。私も頑張ろう」
と感傷に浸ったり、励まされたりします。
②オニが関西弁を話す
この本、オール関西弁で繰り広げられます。
オニもえんま様も関西弁。
「わし、オニでんねん。
すんまへん」から始まり、終わる。
関西人の私は、ついつい熱を込めて読んでしまうと共に、
「これ、関西人以外の方はどうやって読むんだろうか・・・
読めるんだろうか・・」
と関西人以外の方の朗読を聞いてみたいと常日頃思っています。
私の熱の入りっぷりが、息子にも伝わっているのか、
「今日はお母さんしんどいんやったら、お母さんの好きな 鬼のサラリーマンでいいで」
と渡されます。
しんどい時でもこの絵本なら機嫌よく読んでくれる、ばれているようですが、
あと何年「本を読んで」とせがんでくれるか分からないこの大切な時間、私自身も楽しもうと思います!
ちなみに、この本、好評につき、シリーズ化されています。
「オニのサラリーマン しゅっちょうはつらいよ」
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=5562
「オニのサラリーマン じごくの盆やすみ」
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=5905
(どちらも福音館より)
くすっと笑え、疲れた一日を癒してくれる絵本ですよ。
ぜひお子さんと手に取ってみてくださいね。
お読みいただきありがとうございました。
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