こんにちは！
まなとも運営メンバーのCraneです。
昨年本帰国しています。
今、ご覧いただいているこのブログ
まなとも@バンコクは
働きたいバンコク駐妻コミュニティー
このコミュニティーに属するためには、
毎月開催されている
駐妻の「はたらく」を語ろうの会
通称【はたかた】に参加することが
必須となっています。
私が【はたかた】に参加するまでのこと、
参加した後のことを書いてみます。
本文に関係ないですが、金糸梅（キンシバイ）
今、あちこちでとてもきれいに咲いています。
結婚を機に会社員の仕事を辞めました。
新卒で入った会社とは異業界に転職して、
派遣社員からはじまり、
正社員登用されてしばらく経った時でした。
本当は、この仕事を続けたかった。
それなのになぜ辞めたかというと、
夫は転勤族。頻繁にある転勤のたびに
自分も転勤しながら正社員を続けるのは
難しいと思ったから。
結婚したのが遅めだったので
早めに子どもが欲しい、
授かれたら育児に専念してほしいという
夫の希望もありました。
そして、私が生まれ育った地から
だいぶ離れて生活することになり、
「不器用なのに、土地勘のない場所で
仕事と家庭を両立するなんて無理。
家庭優先にしなさい」と母に諭されました。
正社員ではなく、
夫の転勤のたびに勤務先を変えながら
派遣やパートで働けばいい。
そう思って退職を決断しました。
しかし、
病気をしたり様々な要因が重なって、
再び仕事に就くことはできませんでした。
世間では結婚しても出産しても
仕事を続ける人がとても多くなったのに、
私は安易に退職してしまった。
仕事をしている人は、できる人。
主婦になった私は、ダメな人。
こんなふうに思って、
主婦でいることに
喜びや自信は感じられないまま
何年間も過ごしました。
主婦でいることは恥ずかしいことだと
思い続けていたのです。
子どもに恵まれるのにも
長い時間がかかりました。
息子が生まれ、子ども中心の時間を
過ごしているうちに
夫がバンコク転勤となり、
私と息子もバンコクで生活しました。
バンコク駐在２年目に、
本帰国したら私はどのように
生きていきたいのだろう？
と考えるようになりました。
離職期間が長すぎて
主婦でいるしかないんじゃないか？
と考えてモヤモヤしていた時に
出会ったのが
この、まなともブログでした。
まなともとは、という説明文に
私はとても励まされました。
何度も、繰り返し読みました。
-----
--------------------
まなともとは、
キャリアに悩むバンコク駐妻が
「しごと」を見つけ、共に応援し、
成長するコミュニティ。
キャリアとは「仕事」のみならず
「人生」についても含みます。
また「しごと」とは
自分の力を社会に還元する方法です。
-------------------------
全文はこちらをご覧ください。
仕事を辞めてしまった時から
私はキャリアという言葉とは
全く縁が無くなった。
社会の役に立つこともできないし、
何も生み出せないと思っていたけど、
キャリアとは人生そのもの。
しごととは、お金を生み出す形での
就労だけではないと知って、
主婦というしごとを
前向きに考えられる気がしたのです。
はたかたに行きたいと思い始めましたが、
「働きたい」熱い思いの人ばかりが
集まるんでしょう？
長年主婦の私は場違いなんじゃない？
とためらって、
すぐには申し込みできませんでした。
まなともブログと
メンバーの個人ブログを読むことが
数か月続きました。
そうこうしているうちに
予想外に早い段階で本帰国内示が出て、
バンコクにいるうちに、
この人たちに会ってみたい！
やっぱり場違いだと感じたら
１回きりでやめればいいと思い、
勇気を出して
【はたかた】に参加申し込みをしました。
【はたかた】に参加してみたら、
人と話すことで自分の思いに
改めて気づくこともあると実感しました。
そして、自分では大したことないと思って
いた事に価値を感じて下さる人もいて、
とても励まされました。
迷うことなく【まなとも】に参加して、
様々な経験をしてきていて、
考え方も興味のあることも
多種多様なメンバーに出会いました。
自分と一緒だから良いとか正しいという
基準でグルーピングしていく人たちでは
ありません。
みんなちがって、みんないい
と感じられる雰囲気です。
はたらきたい理由はそれぞれ違うけど、
「自分の力を社会に還元したい」
という共通の思いを持っているので、
打ち解けて話をできます。
私は本帰国後から、
まなともの運営に関わっています。
主体的に動くとはどういうことか、
考えるだけでなく実際に行動するとは
どういうことか、
相手の時間を無駄に奪わずに
自分の考えを伝えるには
どうしたら良いかなど、
駐在帯同前に
バリバリ働いてきたメンバーや、
自分で決めた行動をがんばっている
メンバーから、
教わることが多くあります。
今のところ就職予定はありませんが、
まなともで学んだことは、
主婦の人間関係でも活かせます。
子どもの学校での役員とか
住んでいる地域の自治会などの
主婦の属することになるコミュニティで、
誰かが指示してくれるのを待つ姿勢の人って
結構多いんですよー。
主婦でいることを長年卑下してきた私は
本帰国してからも主婦をしていますが、
それは自分で決めました。
主婦というしごとに本気で向き合うと
決めて暮らしているので、
モヤモヤは晴れました。
主婦でいることは、
恥じることではないと今は思えます。
お金を生み出してはいないけど、
社会に少しでも貢献する方法はある。
変わりたいと願って行動すれば、
将来就労することもできると思っています。
消費するばかりの主婦だから…
本帰国後に再就職できる場所がないから…
などと思って【はたかた】に参加するのを
ためらっている方がいらっしゃるなら、
ぜひ勇気を出して参加してほしいです。
今を変えるには、
自分で一歩踏み出すしかありません。
７月も【はたかた】開催予定です。
バンコクにいるメンバーに
会いに行ってみてくださいね
お読みいただきありがとうございます。
Crane
6月開催分の
駐妻のはたらくを語ろうの会
通称「はたかた」は
受付を終了いたしました。
次回は7月８日(月)を予定しています。
募集開始は6月11日(火)
こちらのブログでお伝えします。
