未完の完ということ
徒然草 第八十二段未完の完ということ薄絹で装丁した本の表紙は傷みが早くて困るという 人に 対して新品より使い込んで汚れた方が味わい深さがあると 諭したという話である完全の 未完全 未完全の 完全完全と思うと 気が緩み 未完全に向かい未完全と思うと 改善し 完全に向かう大吉を 引くと 気をつけろと 言われ凶を引くと 今が底で 上がるばかり と言われるブッダの 悟りの語りは 禅メソッドから すると未完で あった ということになる千年の 時を超え 二元とのバランスの欠落に気が付き ブッダの悟りの 未完全さを完全に 近づけた のだ完全だと 想っていたものが時代を 経て 未完全 となりまた 完全 と なっていくもしか したらこの宇宙の営み 宇宙のサイクルを 自らの 悟りの未完の完 を通してブッタは 伝えたかった かもしれない