先日訪れた、津軽の斜陽館にて。太宰治の生家である。旅館として使われていた、風格ある木造建築。内部には太宰ゆかりの品が沢山飾られていた。小説「津軽」に登場する、本人が座って飲み物を飲んだというチェアなどもあった。
帰宅後、太宰作品をさっそく読んでしまった。どんな人か知りたくなって。自己のありようについて常に葛藤の日々だったのは間違いない。薬物、そして最後は自死という波乱の生涯だ。
また読みやすい文体も人気の理由のひとつだろう。あの建物の周辺、今頃は一面雪景色だろうか。ところで青森といえばマリーンズなら種市投手。ただし、津軽ではなく太平洋に面した八戸の人だ。明日あたりサンタクロース姿で契約更改かな?



