樋井明日香オフィシャルブログ ASUKA CHANNEL Powered by Ameba -106ページ目

舞台のこと。

舞台のこと。
少し日にちが経ちました、改めて舞台のことを思い返してみようかなあ。
ふう。

何から話したらいいだろう。

まず、本当にこの作品に立つ触った皆様、お疲れ様でした。
キャスト、スタッフ含め、最高な人達ばかりでした。
みんながいたからみんなで作れたから、
私にとってかけがえのない大切な、大好きな作品になりました。
賛否両論あるだろうと、多分そうなんだけど、でもやっぱり褒められると嬉しくて、たくさんの人に面白かった、震えた、考えさせられたと言っていただけて純粋に嬉しかったし、本当にやってよかったと安心しました。

本当にねー。
色々ありましたね。
まじで稽古行きたくない病になってたし、何度も投げ出したくなる瞬間もあって。
でも自分がやりたいっ!
て選んで絶対に面白いって信じて、無事千秋楽を迎えれて本当に良かったなと思ってます。

まず、脚本の面白さは理解してたんだけど、初めの頃というかまあまあ中盤まで、全然深く掘り下げれてなくて、というか掘り下げれば掘り下げるほど訳分かんなくて。笑
なんでこんな言葉言うんだろう、なんでこんな反応なんだろうって頭で考えちゃうところが多々あったり、後やっぱり舞台の身体の使い方とか表現のしかた、声の出し方とかでも混乱して、
濱田さんに
「目的がないから会話できてないんだよ、何が目的なんだよ!」
と言われて何も言えなくて。
彗のこと誰よりも考えて、絶対嘘のない感情でそこにいたいのにそれが出来なくて、問いただされて答えられなくて、本当に悔しかったし、自分が思ってた以上に作品を愛せてないんだなって
いっぱい考えてるつもりでいただけで浅はかすぎる自分に気付いた時に絶望で、もう私やる資格ないって思っちゃって。
でも絶対そんなの誰にも言えないし、逃げ出したくても絶対向き合うことを諦めたらだめだから踏ん張らないとって。
でも明日からいきなり分かるなんて気もしないし、どうしようってぐちゃぐちゃになりながら考えてたその夜、
濱田さんが連絡をくれて、
この作品はほとんどが濱田さん自身や濱田さんの周りで起こった出来事のお話なので、
実際のそのお話を話してくれて、
改めて絶対に生半可な気持ちでは出来ないし、自分にはもっと覚悟が必要なんだって事をもっと自覚して、
作品に対する向き合い方も役のことも絶対嘘のない感情でそこに立ってられるようにしたいって思って
次の日、頭で考えず目の前の起こったことに素直に反応してできたときにやっと彗としてどういるのか目的が掴めたような気がして。
でもその後もやっぱり頭で考えちゃう時とかがどうしてもあったりで、本当に台詞にもあったように「なかなか、上手くいかないなあー」
ってずっとそうで。
でも絶対に諦めないって私が彗の人生を生きるんだってことはそれからぶれずに出来たのかなと思ってます。

みんなも本当に色々最後まで悩んで悩んで作った作品だと思います。
至らないことだってたくさんあったと思います。
でもそもそも人生なんて多分そんなもんであの時生きてたそれぞれの登場人物達も演じていた本人達も色んな悩みを抱えながらだから生まれたものがたくさんあったんだと思います。

芝居って本当に未だに全く意味が分からない!笑
当たり前だけど難しすぎる。笑
だって学校で教えてもらった授業は考えることをしっかりやれば答えが出るのに。
稽古では考えて、考えて、考えまくって、
でも実際舞台の上では何も考えずに目の前の出来事をみて、感じてやらないと何も届かないのだから。
意味不明です。

今回で何か答えが出たかって言ったら全然まだ分からなくて。
でも、役の気持ちになって動くのではなくて、その役としてそこに存在するってことの大事さを改めて感じました。
そうすれば観てるお客さんがその人が発してる生の言葉を自ずと捉えてくれるんだなってことも分かりました。
余計なことって本当に余計で。笑
一ヶ月みっちり積み上げたものは確かにあるから、余計な心配はしないでただ、目の前で起こったことに反応してエネルギーをぶつけ合うってことが大事なんだなって。
それが中々難しいのですが、今回は純粋なぶつかり合いが出来た瞬間がたくさんあってだから本当に苦しかったし、むかついたし、痛かったし、嬉しかったし。
あの場所で確かに生きていてあの場所に私の大切な人達がいて生きてて、死んでしまって、会えなくて独りで死にたくて、でもやっぱり生きてて。
今でも思い出すだけでどうしようもない気持ちが溢れてくるくらい
ヒリヒリとした時間でした。
彗としてあの場所にいれたことをとても誇りに思います。
もう私は私で、彗ではありませんが、
彗がこの先どんな人生を歩むのかどんな風に大人になっていくのかみなさんで時々考えたり思い出してもらえたら嬉しいです。
私もときどき思い出します。
彗からもらった色んな感情を大事に生きていきたいなと思います。

まだまだたくさんありますが、キリがないのでこの辺で。

観に来てくださった皆様、本当にありがとうございました。
どんなにいい作品でも見てもらえなければ本当に無意味なので。
わざわざ足を運んで頂いたこと、感謝してます。
この場を借りて、マネージャーさんにもお礼を言いたいです。
毎日、毎回芝居を見てくれて、ありがとうございました。
大丈夫の一言だけで安心して思いっきり出来ました。
スタッフのみんなもありがとうございました。
今回本当にみんながこの作品に愛をもって挑んでくれてるのが分かったので、私も負けてられないっ!
て気持ちでやってこれました。
劇中の全部の曲を作ってくれた古舘佑太郎君、ありがとうございました。
私はキャストの1人と同じようにこの曲達を愛してます。
そしてキャストのみんな、ありがとう。
こんなばかで頭が硬くて不器用すぎる私と一緒に最後まで闘ってくれて嬉しかったです。
本当に個性が溢れでててうるさい現場でしたが、最高でした。

さて、これからまた何をしよう。
どんな自分に出会うんだろう。
どんな出会いがあるんだろう。
どんな作品と出会えるだろう。
少しだけ楽しみになりました。

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