OT④ | 発達障害・グレーゾーンつれづれ

発達障害・グレーゾーンつれづれ

ご訪問頂き、ありがとうございます。高機能広汎性発達障害・LDの息子ジン(15才・中3)とADHD傾向の弟ピン太(13才・中2)。そんな息子達との日常生活や、時々、療育など。気の向くままに綴っているブログです。コメント・メッセージ等、お気軽に残して下さいませ。

昨日の視覚発達支援センターでの、OT:occupational therapy(作業療法)。


まず、最近の様子について OTの先生に聞かれ、

宿題は、運動会まで一生懸命行い、その後は、あまり行っていない。

週に1回ペースでということを 正直に報告。


*宿題とは→腹筋&背筋&腕立て伏せ&倒立腹筋 頭で回転!

(これは、体幹の保持の強化→動作の分離のため。

年齢、体格から判断され、勧められたモノ。

詳しく知りたい方は ブログテーマ『ジン・OT』の 

『OT②』『OT③』

を ご参照下さい。

通常より かなり難易度の下がった方法、回数を紹介され、行いました。

また、小さいお子さんには、向かないと言われました。)


上記について、

「ぎこちなさは、ありますけど、動きも良くなってきているし、体幹、しっかりしてきましたと。」


*先日の視覚発達支援センターでの検査の結果、「視覚的短期記憶」が著しく凹むことについて。

・・・の課題を最優先にすることに変更。


・おそらく、そこが弱いために、「体で覚える」、反復練習して、

「長期記憶」を使ってきたのだと思いますが、

日常生活、学校生活では、もっと「短期記憶」を使えた方がいいでしょう。



今回の宿題は↓


→紐通し

紐に、色・形の違ったキューブを通し。本人に見せ隠し。本人に見本を暗記してもらい再現してもらう。

キューブの数は徐々に増やす。

(懐かしいなあ・・・児童デイのOTなどで行っていたっけ。

・・・その時は、隠さず、良く見て選び取り入れる 手指機能のほうにウェイトが置かれていた・・・。)



→マスコピー&タングラム教材

今まで、1マスずつ、覚えて視写していたものを。

6マスずつ覚えて視写する。表

タングラム教材は、作った形を一回本人に見せ、隠し、作って貰う。

個数は少なく~徐々に増やす。




動作の即時模倣

複数の連続動作を行い、すぐに本人に真似してもらう。

最初は短いもの。徐々に動作の数を増やす。



*先日の視覚発達支援センターの心理の先生からもドリル教材の提示があったので。

すべて、行うとなると、ちょっと負担になる。


*・・・毎日2個くらいずつでメニューを組み直さないといけない。

夏休み前に始められればOKくらいの感じで行こう。







視覚的短期記憶・・・

他にも「間違いさがし」「トランプ」などもいいのですが・・・。

ジン(小6)は、それらをOTの最中に行う中で、涙がにじんでしまいました。

先生に「嫌だった?」と尋ねられると、目に涙を浮かべて頷きます。

その時は、「大丈夫です。」と答えていました。

・・・ここまで、嫌なものは、できません。


帰宅途中に あらためて尋ねると、

「もう。大丈夫。でも、急にやるように言われたし、できないし・・・。」

(見通しの立たない状況で。苦手な事をやる。一番嫌な事ですね。)


OTのプログラムは、その時で変わる事。

それから、できなくても 何の問題もないと 伝え。

本人も気持の切り替えはすぐに出来たのだけれど。


ジン(小6)の特性を考えると、

これはいつまでやるものなのか・・・ある程度の見通し。

→いつまでOTをやるのか。どういう形になったら おしまいなのか。

本人もわかって取り組んだ方が良いのだろう。



・・・次回、10月の心理の先生にも相談しようと思う。

OTは、次回12月。







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