あまりキャンピングカーに乗らなくなった。今のBoleroの価値はどうなんだろう? こう思うと聞きたくなる。親しくなった元キャンピングカーのバイヤーをしていた方に買値を聞いてみた。聞かれたことは初期登録年度と走行距離だけで買値は¥400~¥450万!。だが利益を考えるから¥400万!! これが限界。少しのせても絶対に¥450万はつけない。何故かと聞くと、業界相場?でそんなものらしい。ふ~ん???車種も装備も聞かれず買値が決まるのが不思議で、普通乗用車のお決まりの引き取り価格設定とほぼ同じです。この親しくなった方は、中古キャンピングカー販売を行っていた頃は店でも比較的キャンピングカーを良く知っていましたが、キャンピングカーオーナーの人からみれば知識が薄い思うかもしれません。何故なんだろう?こう思うと止まらない! 本気半分?興味半分で、売ることを考えて経験したことや知ったことを全てご紹介。さて、私のキャンピングカーの価値(価格)はいくらなんだろう?※ご注意 ・キャブコンの売却で得た経験です。他のカテゴリーのキャンピングカーとは異なります ・分かり易く書く為に、業者や購入者が知識が薄いと書いています。ご容赦下さい◆ 査定前の準備 こう思って様々なWebサイトを見て参考になったホームページを紹介... CAMPINGCAR PARKさんのWebです ⇒ ご覧下さい♪ ※ このWebでの買い取り査定は行っていませんので当記事で書く業者さんとは無関係です。 ここまで細かく査定項目を明確に表示している業者は少なく、実際に私が査定してもらった 業者で聞かれることはありませんでした。 Web査定で数社、電話で数社に聞いてみましたが、やはり何か?基準でもあるかのように 同じ金額を提示されました。 何が基準なのか? これについては電話で確認した数社の確認内容で明確に分かることになりました。◆ 査定のポイントと買取価格設定 電話での査定で聞かれたことは、 ・初年度登録は何年? 私のキャンピングカーは、2008年に初期登録。(6年落ち) ・走行距離は何Km? 私のキャンピングカーは、40000km超 たったこの二つで買取額を提示してくれました。親しくなったバイヤーと同じです(?_?) 少しグレードの高い?業者は、 ・事故歴を確認 ・いちおう装備を確認 ・いちおう車種を確認 しかし提示額は、いちおう聞いたことは反映されず当初提示した買取額と同じで、上述 の業者と価格は同じでした。 この中で正直な業者は、流通しないキャンピングカーなので価格が分からない。 なのでこの価格を提示と言ってくれました。 Web査定では、 ・走行距離、初期登録年度 ・事故歴、動物を乗せていたかどうか、喫煙の有無 ・購入時オプション、後付け装備 ・写真 かなり入力しましたが、回答は¥400万~¥450万でした(^^) ※1社だけは¥500万で一発回答した業者がありました。 ボレロを扱っている代理店なので知識があり、かつ販売力もある業者さんだと思います。◆ 新車購入時の価格差やオプションは買取基準に反映されない ベース車両 ・1BOXとトラックベース 購入価格に一番価格に影響するのがベース車両ですが査定では全く関係ない ビルダーオプションや別注 ・購入時にビルダーで取り付けたオプションは評価されるが査定価格は変わらない 後付けのビルダー外オプション ・納車後にビルダー以外のオプションなどを取り付けた場合は評価に影響しないが、状態 によってはマイナス要素になる ※購入価格に差がでるベース車両や、オプションを付けて高額になってもその価格は買い 取り値に影響しない。◆ 売り手と買い手のニーズにあるギャップ 売り手(キャンピングカー所有者) ・高価で購入したために少しでも回収したい、過大な自己評価で高価を期待する 買い手(中古販売業者と買い手) 業者は、 ・安く仕入れて上乗せして利益を得たい ・買取支出を早く回収(販売)したいためにリスクの高い高価な物は取り扱いたくない ・リスク回避のために中古車購入者が買う相場(価格帯)を重視して買取価格を設定している ・購入者と同じように知識が薄いために、購入者に説得力?のある走行距離と初期登録年度 が共通の基準になっている。もしくは購入者のニーズに合わせた結果このようになっている 中古車購入者は、 ・購入できる価格帯で安ければ安いほどいい ・知識が無く、販売業者も知識が薄いために走行距離と初期登録年度を重んじる ◆ 中古車購入を検討中に方へ(参考) ・走行距離について キャンピングカーのベース車両は、商用車(HIACEなど・トラック)が用いられているために 使用できる走行距離は普通乗用車の比ではない。 ・初期登録年度について キャンピングカー装備部分の経年劣化や寿命の参考にはなるが製造年度と一致しない 場合があるので注意。 ・製造年度について 製造年度を見極めるためには中古販売業者か購入者の知識が必要ですが、2010年以 前のキャンピングカーは難しい。理由は、製造開始から終了まで外装のデザインを変え ない車両が数多くあるからです。 内装や装備は微妙に年度毎に変わっていますが、その違いから年度を知るためにはか なりの知識が必要です。 2010以降は、毎年外装を変えるビルダーが増加してきたので製造年度が分かり易くな っています。 ・高年式車が走行距離と初期登録年度だけで高額販売される事実 初期登録年度と走行距離で価格設定された高年式車(長期在庫)。 あるのか?と思って中古車をネットで探すと数台ありました。 一例、 そのキャンピングカーは、かつて一斉風靡したメジャーなグランドハイエースベースの量 産車で、某ビルダー製2003年度製で当時販売価格が¥550万~¥600万のものです。 このキャンピングカーの中古車が、初期登録年度が2012年、走行距離が20000km、 2年落ちで販売価格が¥450万。販売価格が¥450万なので買取価格は少し下がると 思うが、私のキャンピングカーと同じような価格だと思います。 どうなんだろう? ・2003年から初期登録の2012年まで保管されていたキャンピングカーは、車(メカ)とし てどうなんだろう? ・長期間、思い車体重量がかかっていたベース車両(車)はどうなんだろう? ・キャンピングカーとしての車載機器はいちおう?販売できるようにチェックされていると 思うが、どうなんだろう? ぶっちゃけ。どうなんだろう? 元バイヤーに聞くと、そんなもん?らしいです。業者は売れればいいのです。 ※自己防衛策は少しでも多くキャンピングカーを知ることです。 もし豊富な知識があれば、売り手の売価が尊重される委託販売のキャンピングカーを 買うのも良いと思います。業者の手数料がのせられますが、売り手と買い手の価格差 が少ないので納得の売り買いでできます。 ◆ まとめ 中古車売買を検討中の方へ 既に紹介した査定実態で、売価は中古車市場の販売価格マイナス¥数十万~100万円 程度と考えればいいと思います。 何故かと言えば、中古販売業者がメンテナンスに掛かるコスト+販売後の保証にかかる 予備費を含む”利益”で最大約¥1○n円程度を積むので、その金額を考えて引き取り額 が決まるのです。これは企業として当然のことで否定する気はありません。 できるだけ高く売りたい時は、信頼できる業者でキャンピングカーの知識が豊富で営業力 がある業者を選ぶことです。 事実、私が確認した業者の中で唯一、他の業者が一律提示した価格+¥100万で回答 した業者もあるのです。 中古車購入を検討中の方へ 信頼できる業者を選ぶこととキャンピングカーの知識を持つことです。 高い買い物ですから購入前に何が必要なのか?不要なのか?を考え、走行距離や初期 登録年度は参考にして条件に合うキャンピングカーを選ぶことです。 製造年度を知るのは困難ですが、私は毎年出版されるキャンピングカーガイドを参考にして 知識を得ました。■私のまとめ 私のキャンピングカーの買取価格は ・1社が¥500万、その他5社は¥400万~¥450万 ・その他5社のうち1社は一ヶ月後なら¥390万。 私のキャンピングカーは売れる? 親しくなった元バイヤーが多方面に声を掛けて一ヶ月で受けた問い合わせです ・もっと安ければ売れそう。売値が¥400万なら売れる ・温水器付きなので問い合わせが1件、価格が高すぎて無理 まとめ 手放したくないが、最悪バンコンの新車と交換できるような値段で売れればと思っていました。 しかし、このような現実と売ることを考えたことで、愛着のあるボレロを手放したくないと思う気 持ちが強くなり、今まで以上に愛着をもって大切に乗って一緒に旅を楽しんでいきます(^^)
くるま旅@Boleroなキャンピングカー生活
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