こんにちは。辰川です。
今日は、取引態様の話をいたします。
あなたの手元にある不動産のチラシ。
それには、小さな文字で、「仲介」や「売主」、あるいは「代理」と記されていませんか？
一般に不動産の売買では、売主と買主の間に仲介業者が介在します。
例えば、個人が売主である、中古の一戸建て住宅や中古マンション。
これらは、買主・売主ともに仲介手数料が発生します。
一方で、チラシに「売主」と記されていれば、仲介業者を介さず、
売主が直接販売している物件です。建売住宅とか分譲住宅の場合に多く、
買主は売主から直接買えるので、仲介手数料が不要です。
また、「代理」は、売主が代理業者に取引行為を一任して行われ、ほとんどの場合、買主は仲介手数料が要りません。
こうして、手数料の有る無しだけで考えてみると、手数料のかからない「売主」や「代理」物件は魅力的ですよね。
しかし、仲介業者は買主の代わりにプロの目で物件をチェックし、さらに値段交渉を行い、最後の引渡しまで立ち会うことで、ようやく報酬を得ます。
だから、買主のあなたが支払うことになる報酬（仲介手数料）、支払うだけの価値はあるはずなんですよ。
では、また。