ライトが3つめのアウトを取った瞬間
またひとつ夏が終わったなと感じました。
今からちょうど100年前
全国中等野球が始まり、後に高等野球へと進み今年で97回目の大会を迎えました。
私は小学5年、6年と2年間しか野球を習ったことはありませんが、高校野球は昔から大好きでした。
印象に残った試合は数えきれませんが、特に覚えているのが私が高校3年生の夏、駒大苫小牧高校が北海道勢として初めて全国優勝したことです。
東北勢ですら優勝したことがないのに、冬のハンデを乗り越え、北海道に優勝をもたらしたことは今でも鮮明に覚えています。
高校野球を語ると止まらなくなってしまいますが、今年のような100年の節目の大会を見られて、またその時代に生きれてとても幸せだと感じました。
私は仙台で生まれ、今でこそ北海道にいますが父も母も根っからの東北育ちです。
高校野球は北海道はもちろんですが、常に東北6校の応援をしています。
先ほども書きましたが東北勢はこれまで春夏通じて一度も優勝したことがありません。
100年の歴史で一度もです。
これは本当に悔しい。
決勝まではこれまで何校も進んできましたが、あと一つが勝てない。
甲子園というものは特に東北勢に対して厳しい気がしてならない。
第一回大会の決勝で秋田中学が京都二中に負けたとき、おそらく秋田の人、また東北の人はこれから100年間我が町に優勝旗が来ないことなど考えもしなかったと思う。
今大会、私は密かに東北勢が優勝するのではないかと思っていました。
数々のドラマを生んだ甲子園なので
もし甲子園に神様がいるなら、100年の節目に東北に優勝旗をもたらしてくれるのではないかと。
仙台育英が決勝まで進んだとき
あの清宮君のいる早稲田実業に勝ったとき
私は甲子園に神様がいると思いました。
父にも言いました。
きっと仙台育英が勝つと。
100年間東北の人は待ちました。
仙台育英の決勝進出は宮城県民だけじゃない
東北に住む方
いやそれよりも、もっともっと多くの方が優勝を期待したんじゃないかなって思ってます。
3つめのアウトをライトが取ったとき
スーッと息を吐き
同時に涙がでそうになった。
でもでなかった。
ちょっと期待が大きかった分、すごく寂しくなった。
毎年高校野球を観てるけどこんな気持ちは初めてだった。
6-10で東海大相模に負けてしまいました。
100年の歴史に東北初の優勝ってちょっとドラマチックすぎるか。
それでも仙台育英には感動を与えてもらったと思います。
東北だけじゃなく、全国の方々にも。
そして何より優勝した東海大相模
とても素晴らしかった。
決勝の両投手の投げ合い
感動しました。
今年もたくさんの感動をありがとう。
閉会式で奥島高野連会長がおっしゃっていました。
「東北勢の全国制覇は近い。そう思わせる準優勝でした」と。
私たちは待っています
いつまでも