雨の日は

                  寂しくなる   

                  そして何故か

                  悲しくなる

                  そして

                  あなたに会いたくなる

   

                  あなたの心で

                  雨宿りさせてください


寂しいときは

        あなたを思い出す

        冬の薄い水色の空に

        浮かぶ雲のように

        心がほっと温まる


        悲しいときは

        あなたを思い出す

        雪景色に輝く陽の光のように

        心がぱっと明るくなる


        ほんの少しの間だけ

        こうしていたい

        ほんの少しだけ

        心が強くなる

        あなたを思う大切な時間

          柔らかな 秋の日差しが

          色付いた山を覆っていく

          少しづつ 陰っていく光が 

          秋の終わりを告げている

          

          ここで生まれて

          ここで生きて

          何度となく 見てきた季節

          こうして静かに見送って

          平凡に毎日が過ぎていく

          

          ときめくような春は去って

          暑く燃えた夏も過ぎた

          晩秋の訪れが近づくこの町で

          何にもとらわれずに

          自分の道を歩むだけ