最近見た映画はけっこうはずれてるかな。。。
その中でも特に腹立つくらい面白くなかったのが
『NEWYORK I LOVE YOU』
この映画を何の予備知識もなく見た私は、
『バレンタインデー』や『ラブアクチュアリー』のようなオムニバス映画だと思ってたんですが
蓋を開けて見ると、様々な映画監督や俳優が作った短編映画の寄せ集めで
監督も、キャストも豪華なものの全てが全て中途半端。
特にオムニバス映画にありがちな、出演者がこことここで繋がっていた・・・・という風な事もなく、
ハートウォーミングなエピソードもなく、ただNYにまつわるどっちでもいいようなストーリーを
寄せ集めただけの作品。 特にその一つ一つのストーリーの共通テーマは『愛』らしいですが
それもザックリしていて、ただNYが舞台というだけで、イマイチまとまりもないし、
全て、オチはあるんやろうな~って期待したままエンディングを迎えるという、
見終わった後、ただただ『はぁ??』と・・・・
久々に『フォーゴットン』以来のしょーむない映画に出会いました。
次は『FROZEN RIVER』
☆あらすじ☆
カナダ国境近く、先住民モホーク族の保留地を抱えるニューヨーク州最北部の町。
クリスマスも間近のある日、新居の購入費用を、ギャンブル依存症の夫に持ち逃げされた
白人女性レイ(メリッサ・レオ)は、取り残された2人の子どもたちと共に途方に暮れていた。
そんな中、夫の車を発見するが、運転していたのはモホーク族の女性。
ライラ(ミスティ・アッパム)と名乗る彼女は、車を盗んだのではなく拾ったと主張する。
また、ライラも夫に先立たれたあと幼い子どもを義理の母に奪われる辛い境遇を背負っていた。
そんな彼女は、いつの日か子どもを引き取り一緒に暮らす夢を実現させるべく
車で凍ったセントローレンス川を渡り、カナダから不法移民を、1人当たり 1200ドルで
アメリカ側に密入国させるという危険な裏の仕事に手を染めていたのだった。
そして、その夜も裏の仕事で車が必要だったライラは、
レイの事情を知ると共犯パートナーとして引き入れることに。
人種の違いから始めは反発し合っていた2人は徐々に信頼関係を築き、無事に仕事を成功させるのだが・・・
これは別にはずれってほどではない。タランティーノが絶賛して、たくさんの賞を取った作品だそう。
ただ、くら~~~~~い!!!!w
内容も暗ければ、ほとんど夜のシーンで画面も暗い。
ほぼ反射した自分の顔しか見てなかったわwwww
これは不法移民とか、貧乏でトレーラー暮らし・・・とか、
アメリカ人にとっては厳しい社会問題に切り込んだ作品なんかも知らんけど、
単一民族で島国育ちの日本人にはそこまでリアリティーさが伝わってこーへん。
そこっぽいよね、あんまり日本でも受け入れられてないのは。
お次は『悲しみよりもっと悲しい物語』
☆あらすじ☆
両親に捨てられたラジオPDのケイ(クォン・サンウ)。
交通事故で一瞬にして家族をすべて失った作詞家クリーム(イ・ボヨン)。二人は、
時には家族のように、時には友人のように、互いの空席を埋めながら、一緒に暮らしている間柄だ。
誰よりも孤独に耐えられないクリーム。ケイは、彼女に贈る最後の贈り物を準備する。
ジュファン(イ・ボムス)が現れる。歯医者で、賢明で、親切で、そして健康で、クリームを一生守ってくれそうな男。ジュファンは、クリームを見て一目で愛に陥る。
愛を伝えないケイ。一生を添い遂げたいジュファン。そして、その二人のたった一人の恋人クリーム。
互いに違う三つの方式の愛が始まる。
この映画途中寝てしまってみてない部分ありますが、まあほぼ見ました。
(こういう邪道な見方する人です、わたし)
まず、タイトルが『悲しみよりもっと悲しい物語』っていうんで
どれほど悲しんか見てみようと思ったら、まぁ~見事に悲しいよね。w
悲しませるために作った映画やな、これ。
でもそれで言うと『頭の中の消しゴム』の方が泣ける。
それはやっぱり、ここまで献身的な人間おんのかっていう、非現実なところがありすぎて
入りきられへんところあり。 主人公二人の関係も、友達のようであり家族のようであり・・・とか言いながら
めっちゃ恋人どうしやん~、でも違うっていうのもイマイチ意味分からんし。
ただ一つだけ褒めるとすれば、前半で『んんん???』って思わせてからの
後半の盛り返しがすごかったねってことかな。
ってかクォン・サンウって、ドランクドラゴンの鈴木にしか見えへんと思ってたけど、
演じてるとこ初めてみて、ちょっと魅力が分かった気がしました~~~。