気がついたら、もう4月も半ばを過ぎました。
農園勤め始めて9年目を迎えます。
こんなに長く続くと思わなかった~爆  笑
新しいステージが始まり、その日々で忙しくしていますが、元気でやっています。
ブログが滞りがちですが、よかったら読んでくださいね。

さて、最近思ったことです。
「護り」の境界線。

ある建物に、「こっから入ったらダメ!!」みたいな看板が置いてあるところがあって、なんでそこまでやるのかなあ、と思っていました。
そこは、元々建物を持っていた人がお店をやっていて、旅行で初めて来た時に寄ったことがあったのですが、すてきな空間でした。
事情で家主が代わり、その家主になってから、そんな状態。
こういう感じでやってたら、建物も可哀想だなあって、通りかかる度に思っていました。

ある時、友人とその建物の話になった時、
「今の家主さんは、とっても大切にキレイに使ってるらしいから、相当気に入ってるみたいだってよ」と友人から聞きました。

ああ、なるほど。
だから、あの看板なんだな~って、私は解釈しました。
ここは自分の場所だし、大切で大好きなところだから、だから…入っちゃだめえええ!!(ここは「○ウシカ風で)って。

確かに。
大切なところだから、誰にも触らせずに、護る。
私もそういう意味では、今働いている農園だったり、自分の畑だったりします。
畑をやってる人がみんなそうかわかりませんが、私にとっては大げさに言うと「自分の聖地」だったりするので、知らない人が勝手に入ってきたり、見に来たりするだけでもいやだなあって思ったりします。

「奇跡のリンゴ」で一躍有名になった木村秋則さんが作ってる団体の代表の方のお話で、有名になった途端、アポもなしで訪ねる人や地元で場所を知ってる人がやってきて、畑を見に来た結果、せっかくの自然栽培のリンゴの土が踏み固められてしまった。だから、見学は控えて欲しい、みたいな文章を読んだことがありました。
私からしたら、常識以前のことをする人達にびっくりしたんですけど、世の中にはそういう人達もいるので、なるべく自分の畑の農園の存在や写真は控えめにしておきたいと思ってます。
ですが、農園のやってることや自分の畑の事も少しは知らせたい、とも思います。
その辺の開示っていうのが、難しいなあと思います。

珍しい物や感動した景色などを写真に収めては、断りを入れない限り、ネット上にUPしたりするのが簡単にする人が増えました。
というか、断りを入れないとわからない人、が増えました。
その結果、知らなくて良いことまで知られるようになったりすることもあります。

どこまで譲って、どこまで護るのか。

譲りすぎては情報を出し過ぎる可能性があるし、護りすぎてはせっかく興味を持った人も入れないし、そこからの可能性を潰す結果につながるし。
それはもう、自分でやってみての感覚しかないのかなあと思います。

にしても…あの建物、もうちょっと開かれているといいのになあ、と思ってしまいます。
そしたらきっと、建物も賑わって、喜ぶと思うんですけどね。