ブログ開設以来3度目!の乗務ネタです。
最近、ノルウェージャンが忙しいですね。
ノルウェージャン・スター、病気の乗客を見捨てる
ノルウェージャン・ジェム、決死のレスキュー作戦
ノルウェージャン・ドーン、乗客2名が無言の帰港
などとありますが、一番のお話はちょっと疑問。
マスコミが飛びつきそうな話に火がついた!という臭いがします。
実際、CNN や ABCニュースなどの信頼性があるところは飛びつかなかったですし。
病気で下船になった後は船と陸の間をお世話してくれる Port Agent という人たちが
お客様の病状などをアップデートしてくれる上、
自費ではありますが、ホテルや帰国のフライトなどの手配を手伝ってくれます。
しかも「緊急連絡先」やご家族に連絡しましょうか、って尋ねても
「結構です」っておっしゃるお客様が多いのが現実です。
実際に、私が関わったケースでは「はい、お願いします」という方は覚えがありません。
お客様が病気を理由に船内医師の決断で下船されたり、亡くなった場合には
その対処法がしっかりと教え込まれています。
置き去りにされて、見捨てられたというのはとっても信じがたいお話。
あ、船にありますよ、モルグ。
決死のレスキューに挑んだジェム号には「殿」が乗務しています。
ニューヨークに帰港した時にはマスコミが乗船して色々インタビューとかあったみたいです。
最近まではNCL の略称で親しまれて参りました Norwegian Cruse Line ですが、
これからは「Norwegian」でご愛顧頂きたいそうです。
はい、私はノルウェージャンの元乗務員です(‐^▽^‐)
よろしくお願いします。
知名度が低い「客船乗務」、そのお仕事の種類は様々です。
当然ですが船の舵を握る甲板部門(Deck Department)、
船のエンジンを操る機関部門、(Engine Department)、
そして豪華客船は「航海するホテル」ですから、
カジノ、エンタメを傘下に置くホテル部門があります。
(カジノが独立している会社もあります)
ですから、客船乗務員と一口に言っても、そのお仕事の内容は様々なのです。
シェフ、ウェイター、バーテンダー、ソムリエ、
レセプショニスト(パーサーと呼ばれることも)、
日本人コーディネーター(通訳・翻訳)、コンシェルジュ、
ハウスキーパー、アクティビティ・スタッフ、ダンサー、シンガー、
ミュージシャン、ドクター・ナース、カジノ・ディーラーなど。
私は2003年に日本人コーディネーターとして乗務を始め、
2005年にシニア・レセプショニスト、
2006年にアシスタント・フロントオフィス・マネージャーに昇進し、
最終的に2008年にフロントオフィス・マネージャー、
後のゲストサービス・マネージャーに昇進しました。
それから、警備員のおじちゃん達と卓球などして遊んでました。

制服だけはカッコいい。
(〃∇〃)
2004年の始めにスターがハワイを後にし、
その後ウィンドが売りに出されるまでハワイで頑張りましたが
2004年以降、日本人乗務員の数はめっきり減りました。
ヨーロッパへの進出に力を入れる中、地中海航路では日本人のお客様が多数いらっしゃるようで、
これから日本人コーディネーターの欠員補充がある、という話はなきにしもあらず。
客船会社(クルーズライン)は航空会社(エアライン)と同じように国内系、外資系があります。
知名度が低いのはやはり新聞等での公募採用が少ないからでしょうね。
最近では外資系の公募は皆無に等しい様です。
そんな隠れた狭き門ではありますが、行動を起こさなきゃぁ始まらないですよね。
ということで、シェフの皆さんコチラ ↓ に案件がひとつ。
We are looking currently for a Sous Chef for a Michelin Star Restaurant in Germany.
Candidates must have at least 3 years experience in fine dining cuisine.
Applicants must be fluent in German ( reading and writing).
Excellent working conditions and salary. Applicants should apply to jobs@mc-psl.com
客船乗務志望の皆さん、頑張ってね。
私は心から応援しているよ!