。僕の家のことは知ってるよね」
「おじさんもおばさんも顔を見合せばですからね」
「喧嘩ばかりして自己中心的でさ」
両親のことはだ。希望は忌々しげに話した。
そしてだ。こうも言ったのだった。
「家事だって碌にしないし」
「それで言うことはですね」
「勉強しろだの駄目人間だのね」
罵りやそうした類の言葉だけだというのだ。
「そんな家と比べたらね」
「僕の家はですね」
「凄くましだよ」
こう言うのだった。そしてだった。
その話からだった。彼等は。
少し考えてからだ。こう言うのだった。
「ですね。それじゃあ」
「友井君のトリーバーチバッグ
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家でね。退院したら」
「楽しくやりましょうか」
「うん、そうしよう」
こう話してだった。二人は退院してからのことをだ。笑顔で約束したのだった。希望は真人との友情も深めていっていた。それは馴れ合いではなくだ。真のものだった。
第七話 完
2012?2?14第七話 洋館の中でその十四
「何時かは」
「そうだね。それが変わることならね」
「是非共」
真人は希望に対して答えた。
「そうなりたいですね」
「そうだね。けれど」
「はい、変わる為には」
「努力が必要だよね」
微笑みでだ。希望はその真人に話す。
「それはね」
「そうですね。では僕も」
「努力するんだね」
「そうします。今よりもずっと」
「じゃあさ。退院したらさ」
「退院したら?」
「友井君のお家に行っていいかな」
昔からよく知って