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もし、ヒコが左から二番目の廊下の奥へ消えていかなかったら私は悩まず外に飛び出していたと思います。そしてやつらに捕まり五体を食いつくされていたことでしょう。
私は妻の手を引いてヒコが消えた廊下へ走り出しました。
そこだけが唯一金属音が聞こえてこなかったのでございます。
背後の監視所にゾンビたちが勢いよくぶつかる音が聞こえてきました。
激しい唸り声。
10や20じゃありません。相当な数のゾンビたちが押し合いながら銃声のする外へ飛び出していきます。
深い暗闇の中を私は妻の手を引き、壁伝いに奥へと進みます。
唸り声は???それが、聞こえてくるのです。
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がしないことだけを祈りながら私は進みました。せめてヒコはいないかと声を探しますがわかりませんでした。
無数のやつらの唸り声だけがはっきりと聞こえてきます。
妻が堪え切れず嗚咽を漏らしました。
私は暗闇でまるで何も見えていませんでしたが、壁を背にして妻を抱きしめました。
愛する妻が生きて傍にいることだけが私に認識できる全てでございました。
そしてそのすぐ傍(かたわ)らで大きな金属音が響いたのでございます。
天を仰いで息をこらす他に術(すべ)はありませんでした。
それでは、この続きは私の命が続いた場合に更新させていただきます。
失礼致します。
第7話
4章 死霊所(しれとこ)潜入編
煉獄(れんごく)の巻 第7話
お待たせいたしま