いつからだったか彼を彼に仕立て上げたのは。私の知らない私を、それを私だと認識するにはあまりに虚空的。知らない"世界"の誰かの仕業。


「すごいね!!」

違う。私じゃない。

「よく思いつくね」

知らない。"誰か"のせい。



普通でいたい。

あなたのせいで。

あなたがいるせいで。


でもあなたがいないと、私がいないと生きられない血の契約。或いは巣食われただけ。

ただ守らなければお互いの肉を。

生き永らえねば滅びるだけのこの国を。