続き
この映画を観て、なにか大切なことに気づけた気がする。
この感情は、映画の中にも登場する、サン=テグジュペリの「星の王子さま」を読んだ時に似ている。
18歳、大学1年、人生の岐路に立っている私は、
最近、何かと将来について考えることが多く、人生を良いものにしようと
焦ってばかりいたけれど、もっと大切なことを忘れていた気がする。
正直、私は人と真正面から向き合ったことがあまりないかもしれない、そして、明日死ぬとして納得できるような生き方はできていないかもしれない。自分が死んだ後、家族以外に、確実に泣き崩れるほど悲しんでくれる人がいる、とははっきり言えない。
私は、誰かにとっての大切な人になりたいし、大切な人に出会いたい。
将来の夢とかやりたいことはたくさんあるけど、自分の欲じゃなくて、魂の幸せを満たすことも大切だと気づいた。
だから、これからの人生、
自分の選択の中で、出会いに感謝して、たくさんの人と関わって、いつか大切な人と巡り会いたい、誰かの心の中で生き続けたい。そう思った。
そんな風に思わせてくれる、影響を与えてくれる、この映画みたいに
他人に影響を与える人になりたい。
染めたい、染まりたい。