来年から、カナダのシュタイナー学校に子供達を通わせる。

教育の目的は、自分の内観を深める事。

その上でシュタイナー学校を選択した。

そこでの授業はエポック授業と言われるものである。

 

以下、抜粋

~エポック授業とは、最も成功した「フリースクール」といわれる「シュタイナー教育」の授業である。

シュタイナー教育では基本的に8年間担任は変わらず、クラス替えもない。「エポック授業」は、このクラス担任が受け持つ。

 毎朝2時間分を使い、数週間にわたって同じ教科の勉強をするものである。

国語を数週間学ぶとするなら、その間算数は全くやらない。

集中的にやったあとは、またしばらく全くやらないことになるので忘れてしまう子どもが多くなる。

 だが、シュタイナーは「忘れることが大切」という。

子どもは確かに忘れてしまうが、それは表面的にあるものであり、子どもの内面的には残っているものがある。

それが、時間をおくことで子どもの内面に深く受け止められる。

集中的に学ぶことによって、通常の学校のように一日のうちにあちらこちらと色々な領域に放り込まれることなく、子ども自身が集中して一つのことについて深く学ぶことができるのである。

 

たとえば、アルファベットを覚えるときにはまず絵を描く。

ノートや画用紙などの1ページいっぱいにアルファベットをふくんだ絵を描き、次に少し抽象化された絵にし、この絵から抽象化されたアルファベットをまたページいっぱいに描く。

このようにして1つのアルファベットを覚えるのである。

 「A」をただ「A」としておぼえるのでは、なぜこの文字を作ったのか、どうやってこの文字が成り立ったのかを知りながら覚えるのと大きく異なる。

ただ「A」を「A」として覚えただけでは決まり事や約束事を覚えることとなんら変わらなくなってしまうのだ。

発音し、絵を描いて、自分で文字にしていくことで、昔人間が「文字」というものを必要として、作りだしたのだという一連の流れを子どもたちに感じさせているのである。

 

シュタイナー学校では教科書を使わず、「エポックノート」というものが与えられる。

ここに授業でやったことを書いていき、最終的にはこれが手作りの教科書となる。

エポックノートは自分のオリジナルの教科書なのである。~

 

 シュタイナー学校では「大人は子供の環境の一部であり、子供の為に「どの様な在り方をしているか」を問う。

従って大人は常に自己教育が必要だというスタンスである。

 

ただ、間違えていけない事は「学校の教育に求められる事なんてたかが知れている」というマインドを親が失わない事。

 

学校教育に過度な期待をするから、家庭で子供と向き合いながらの瞬間瞬間が子供にとっての人格形成につながるという意識が薄れる。

 

学校で出来る事なんてたかが知れている。

だから、家庭でも真剣に子供と向き合う事。

そして、学校教育でも家庭教育でも通用しない、何ものも抗う事の出来ない子供の生まれ持った個性というものがあり、それは「どうしようもない」と腹をくくり、愛を与え過干渉しない事。

 

教育の「方法論」に捉われてはいけない。

大事なのは教え方とかの「行為」じゃない。

行為に乗せる「想い」だ。

 

カナダに行ったら、俺も必死に頑張ろう。

子供達以上に苦しみながら、そして楽しみながら、睡眠時間も削って勉強し、学び、挑戦し、生きる事に一生懸命な姿を見てもらおう。

その姿しか、子供達のトライを促さない。

 

挫折を分かっている人間は、何が本当の成功なのか、どうやったら挫折を乗り越えられるのかを分かっている気がする。