
今日という日は、絶対忘れない。
あの日あったことも、前後のことも、絶対に。
ぐにゃりぐにゃりと波打つ道路。悲鳴を上げてビルから出てくる人。急停車するバス。その場にしゃがむ歩行者。
稽古場に残ってたメンバー。少しばかりその場を離れて近所を歩いてた自分とデカ。
必死で走って稽古場に戻ったあの時。
自分があの日を経て、そんなんなるって思うわけもなく。
あの日から約一週間、朝起きたら必ず涙を流し、ただただ茫然とベッドに座って涙を流し続けた。落ち着くまでは何も出来ず。
本番中の現場へは、家からは出られなくって一人では電車にも乗れなくって、まだ結婚前の旦那さんが毎日朝と晩に、家と現場に迎えに来てくれて通ってた。
現場では、少しでもの安心にと、旦那さんの持ち物な手ぬぐいを手首に巻いた。
それがあったから、平常心で居られたのだと本当に思う。
とにかく生きなければ。生命を全うしなければ。
それが自分の役割だと思った。それは今でも。
思い出せば今でもただただ茫然と涙を流す。でも自分の役割はそこではないからと、心の深いところにしまっている。
沢山の想いを併せて、しっかりと、強く強く、生きなければ。生きていくよ。




