名家(ミョンガ) 4話感想 | きっ祥の韓国ドラマとプデュに夢中

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主に韓流史劇の感想を綴っていましたが、PRODUCE101シリーズにハマってその関連の記事も多くなっています。

視聴期間:令和元年12月25日~

全16話

放送年:2010年

放映テレビ局:韓国KBS

視聴方法:スマホ・PC

コンテンツ:GYAO!

きっかけ:チャ・インピョが主役だから。

      Facebookの韓国時代劇のグループで高評価だったから。

 

4話の配信は来週の金曜日(10日)迄なんだけど、続きが見たくてたまらないので、突っ走ることにします。

 

4話あらすじ(GYAO!より転載)

詐欺師に金を奪われたグクソンは、ギルテク商団のハン行首と共に、七牌の商人に襲われる。しかし隠れた小屋が崩れ、彼女をかばったグクソンは気を失う。ハン行首のもとでしばらく世話になるグクソンだが、彼女の父がギルテクと知り……。

今回、新しく気になった役者さんはいませんでした。

 

印象に残ったこと

ダニとの再会

『再会』と言っても、最初は未だ二人ともそうだとは気づいていませんでした。

でも、出会って直ぐ、お約束の 無頼漢から女を庇う男。手を取り合っての逃亡。挙句に女を庇っての男負傷の流れです。

(それを突っ込んだら元も子もないんだけど、ダニもグクソンも悪いことをしたわけではないのに、なんで、逃げなければならないのかが不思議なんだけど…むしろ、土地勘のないグクソンが闇雲に引っ張って逃げるより、ウォニルのいる捕盗庁に逃げ込んだ方が良かったのでは?)

チャ・インピョが男前だから、グクソンから庇われるダニの絵だけで素敵です。

グクソンはダニが自分を陥れたギルテクの娘だと知って結局離れていくのだけれど、別れ際に名前を聞かれ名乗ったら、立ち去ると同時に、『若様だ』と思い出すダニ…(ちょっと反応が遅いよ。まだ直ぐそこにいるのに、声もかけないし…なんで?)

その後、かつてグクソンから貰った髪飾りを眺めている…

そしてグクソンも(こちらは彼女がダニだと気づいてないけど)宿屋で彼女のことを思い出して、ホッコリする…良い感じです。

ダニがちょっと落ち着きすぎ(正直オバさん)なのが残念だけど、私は綺麗な人が好きだから二人の関係は今のところ好ましいかな?

 

甘いグクソンシリーズ

シリーズ化したい位グクソン君はアマアマです。

偽牛黄とのやりとりのどさくさで母が準備してくれた銭を持ち逃げされる…油断しすぎ。

あのお祖父ちゃんの孫だから(そしてムジン様の中の人だし)武芸も達人かと思いきや、意外に弱い…

家が崩れるところからダニを庇ったところまではまぁ良かったけれど、気絶してしまう…

せっかく、牛黄の制作場に辿り着いたのに、まんまとウォニル達に捕まる(案内させた男のために囮になるのは優しいけど)。

『世間を知ったから、商売をしようと思う』『宿でゆっくりして考えれば良い』という言動が浅すぎる。

七幣の商人たちの会合を盗み聞きして直ぐにバレて袋叩き&船に吊るされて沈められそうになる(これはバンドルが声を不用意にかけたのも原因の一つだけど)。

 

優しいところ、正義感が強いところは見えてくるんだけど、全然人生経験積んでないのに、本人にその自覚が未だないんだよね…

まだまだ、これからですね…

 

商人ギルテクの躍進

ギルテクはホントに商人として凄腕です。

刀のコレクションをしている役人に刀を貢いで取り入り、自分の商売に有利になるように計らってもらってます。

そして、彼に再会したグクソンから、彼を陥れた理由を聞かれるけれど、彼には彼なりの理由があって全然悪びれていない…

良い人かと思ったけど、そうではない強かな人なのかなぁ?

『金で手に入らないものがあることをあなたに見せる』と宣言したグクソンがカッコよかったです。

とうとう、役人から大きな権利を与えられて、独占的な商売をできることに…

商売敵はアコギな商法をしているみたいだし、一般人を困らせてるような描写はないから、やっぱり何らかの新年を持って意図してやってることなのかなぁ?

未だ、謎が多い人物です。

 

悪人とその息子

ジャチュンは偽牛黄の出資者になって、一儲けしようとしていたけれど、ギリギリで引き際を悟る。

こんな親父なのに、息子は正義の味方、捕盗庁で、偽牛黄の取り締まりの係になっていたから皮肉ですね。

そして、偽牛黄の共犯者と話をしていたところを立ち聞きしてしまい、驚愕するウォニル…

父に直接確かめても、否定する父。息子には良く思われたいんだなぁ。

共犯者を捕まえ一人で尋問して、父も絡んでいた事実を確認して、更にショックを受ける…

ここで、どんな対応をするかでこの人の真の性格が分かると思ったのだけれど、偽牛黄製作所の場所を白状させて手柄を立てただけで、父はお咎めなし…やっぱり親子の情は断つことができないのね…

 

ウォニルと言えば、偽牛黄製作所で捕まったグクソンの濡れ衣を晴らして迎えに来たダニと解放されたグクソンが見つめあうところを見て、物凄く複雑な表情をしてた…

意地悪な顔ではなかったから良かったけど、ちょっと可哀そうでした。

 

息子を待つ両親

グクソンの実家では病身を押して神様にグクソンの無事を祈る母…

病弱な妻に声をかけながら、息子が『世間を学んで』戻ってくることを期待している父…

ホンの少しの描写しかなかったけど、やっぱり父も息子を信じてるんですね…

早く成長して戻ってあげて欲しい…

 

謎なシーン

4話の最後で船に括られて船と一緒に沈めると言われるグクソンとバンドルだけど、何故船に括って殺されないといけないの?全く意味が分かりません…普通に撲殺とか(既にボコボコにしてるし)船と一緒じゃなくても単独で沈めるとかの方法でも良かったんじゃないの?

多分、二人が船を沈めることを阻止する役目を果たすんじゃないかな?と予測してみる…

 

まとめ

なんだか、シナリオの都合上、辻褄が合わないような(敢えてそうしなくても良いのにと思えるような)場面も見えて来たけれど、しょうがないかな?

グクソンが『若様』であることをダニとウォニルが知ったので、今度会った時にどんな展開になるのかが又楽しみになってきました。

特にウォニルのことをグクソンが知った時のウォニルの反応が楽しみなような心配なような…

今は両班の息子で公務員的な仕事もしてるから、かつての主従関係はないわけで、多分、恋のライバルにもなるのだろうし…

久しぶりに次が楽しみなドラマに遭遇できて嬉しいです。