気がつけばもう一月以上更新してなかったです。。。
ではお約束通り、10月にリリースされたVAMPSのニューアルバムのレビューです。
01.REINCARNATION
今作も前2作と同じくインストからスタート。
全2作のインストはホントに次の曲への導入程度でほぼ効果音のみで作られていたのに対し、こちらはちゃんと1分程度の楽曲になっているのがポイント。
「REINCARNATION」=転生というタイトル通り、新しく生まれ変わったVAMPSへの期待が高まるイントロダクション。
02.ZERO ★★★★
電子音を多用した4つ打ちミドルナンバー。
最初聴いたときは明らかにVAMPSの音ではないと感じたものですが、何度も聴いてるとこの曲の持つ開放的な雰囲気が凄く気に入った。
歌詞は全英詞だが、歌詞カードの対訳とか見ながら聴くとさらに深みが増して面白い。
03.LIPS ★★★★
ここにきていつものVAMPSが戻ってきたという感じの激しいロックナンバー。
この曲も基本英詞ながら、随所に擬音を使ったりして遊び心が感じられるのもグッド。
CDで聴いても迫力ある曲だが、ライブだとさらに化けそうな一曲。
04.AHEAD ★★★☆
本人出演のX-periaのCMソングとしてお馴染みだったシングル曲。
表記はないけど実はアルバムバージョンになっていて、ボーカルにエフェクトがかかってたり、音の面でもシングルとは少し変更されてたりする。
曲自体は昨年のシングルレビューでも書いた通り、VAMPS/HYDEソロの王道的な感じで好みではあるけど、ボーカルのアレンジがモヤっとしてて個人的にかなり違和感を感じる。
05.EVIL ★★★★
EVIL=邪悪というタイトル通り、攻撃的なハードロックナンバー。
歌詞のテーマとか曲調も含めてHYDEソロの3rdアルバム『FAITH』の世界観に通ずるものがある。
カッコいい曲なんだけど、曲の構成が大サビがなくて2番でいきなり終わるから案外拍子抜けだったりする。
06.GHOST ★★★★
浮遊感漂うミドルロック。
これもソロ時代にあったような曲調だけど、HYDEではなくK.A.Z作曲。
歌詞は死に別れた人々の切ない愛の物語といった感じでとても物悲しい。
07.VAMPIRE'S LOVE ★★★★
映画『ドラキュラZERO』主題歌の先行シングル曲。
人とヴァンパイアの恋をテーマにした曲ということで、楽曲のテーマは実にVAMPSらしいけど、もろ売れ線バラードな曲調はある意味VAMPSらしからぬ感じ。
シングルでは英詞だったが、今回は日本語詞での収録となっており、英語版よりも歌詞の表現なんかもストレートな感じでラブソング色が色濃くなっている。
08.DAMNED ★★★
一転して重厚なハードロック。
この曲も『FAITH』の世界観に通ずる部分があるんじゃないかと思う。
ライブで聴く分にはいいかもしれないけど、個人的にはCDで通して聴くと重たすぎてあんまり好きになれない曲。
09.GET AWAY ★★★★
今年8月にリリースされたシングル曲。
シングルのレビューでも書いた通り、夜の摩天楼のイメージピッタリなサイバーチックなロックナンバー。
やっぱり何度聴いてもカッコいい曲。
10.REPLAY ★★★★
「AHEAD」と両A面でリリースされたシングル曲。
ストレートなロックナンバーの「AHEAD」とは対照的に、暗くて重たいダークロック。
もともとこういう曲調はソロのころから多くあっただけに、やっぱり手馴れてるなと感じる。
11.BLOODSUCKERS ★★☆
アルバムのタイトルトラックで、1分半ほど曲。
まあ行ってしまえば1stアルバム収録の『HUNTING』のようなポジション。
完全にライブでコール&レスポンスするための曲なので、CDで聴いても何の面白味もない。
12.THE JOLLY ROGER ★★★☆
車のCMで流れていた曲で、「GET AWAY」と両A面シングルとしてリリースされた。
ジョリーロジャー=海賊旗というタイトル通り、大海原に漕ぎ出すような力強く爽快なロックナンバー。
曲調的にポップすぎてアルバムで浮くんじゃないかと思っていたが、曲順的にラストスパートという感じで上手くハマったと思う。
13.INSIDE MYSELF ★★★☆
ラストを飾るのはVAMPSの曲の中でもかなり珍しい雰囲気のミドルナンバー。
この濃すぎるラインナップのなかではあんまりパッとしない曲ではあるけど、これはこれで良い曲。
総評 ★★★★
全13曲50分の中に、この4年間で確実に進化したVAMPSの魅力がふんだんに詰め込まれた一枚。
1stや2ndにみられた粗削りっぽさも鳴りを潜め、ひたすらカッコ良さを追求したような硬派なサウンドが今作を形作っている感じ。
全体的にライブでシャウトして暴れまくるような曲より、歌メロを重視したような曲の方が多いのも特徴で、そういう面でもラルクは好きだけどVAMPSはちょっと・・・って思ってる人にもお勧めできる作品ではないかと。
シングルが前2作より多く入ってるのもプラスだし。
VAMPS初心者の方には、去年出た海外向けベスト『SEX BLOOD ROCK'N ROLL』よりも、先にこっちの方をおススメしたいところ。
ではお約束通り、10月にリリースされたVAMPSのニューアルバムのレビューです。
01.REINCARNATION
今作も前2作と同じくインストからスタート。
全2作のインストはホントに次の曲への導入程度でほぼ効果音のみで作られていたのに対し、こちらはちゃんと1分程度の楽曲になっているのがポイント。
「REINCARNATION」=転生というタイトル通り、新しく生まれ変わったVAMPSへの期待が高まるイントロダクション。
02.ZERO ★★★★
電子音を多用した4つ打ちミドルナンバー。
最初聴いたときは明らかにVAMPSの音ではないと感じたものですが、何度も聴いてるとこの曲の持つ開放的な雰囲気が凄く気に入った。
歌詞は全英詞だが、歌詞カードの対訳とか見ながら聴くとさらに深みが増して面白い。
03.LIPS ★★★★
ここにきていつものVAMPSが戻ってきたという感じの激しいロックナンバー。
この曲も基本英詞ながら、随所に擬音を使ったりして遊び心が感じられるのもグッド。
CDで聴いても迫力ある曲だが、ライブだとさらに化けそうな一曲。
04.AHEAD ★★★☆
本人出演のX-periaのCMソングとしてお馴染みだったシングル曲。
表記はないけど実はアルバムバージョンになっていて、ボーカルにエフェクトがかかってたり、音の面でもシングルとは少し変更されてたりする。
曲自体は昨年のシングルレビューでも書いた通り、VAMPS/HYDEソロの王道的な感じで好みではあるけど、ボーカルのアレンジがモヤっとしてて個人的にかなり違和感を感じる。
05.EVIL ★★★★
EVIL=邪悪というタイトル通り、攻撃的なハードロックナンバー。
歌詞のテーマとか曲調も含めてHYDEソロの3rdアルバム『FAITH』の世界観に通ずるものがある。
カッコいい曲なんだけど、曲の構成が大サビがなくて2番でいきなり終わるから案外拍子抜けだったりする。
06.GHOST ★★★★
浮遊感漂うミドルロック。
これもソロ時代にあったような曲調だけど、HYDEではなくK.A.Z作曲。
歌詞は死に別れた人々の切ない愛の物語といった感じでとても物悲しい。
07.VAMPIRE'S LOVE ★★★★
映画『ドラキュラZERO』主題歌の先行シングル曲。
人とヴァンパイアの恋をテーマにした曲ということで、楽曲のテーマは実にVAMPSらしいけど、もろ売れ線バラードな曲調はある意味VAMPSらしからぬ感じ。
シングルでは英詞だったが、今回は日本語詞での収録となっており、英語版よりも歌詞の表現なんかもストレートな感じでラブソング色が色濃くなっている。
08.DAMNED ★★★
一転して重厚なハードロック。
この曲も『FAITH』の世界観に通ずる部分があるんじゃないかと思う。
ライブで聴く分にはいいかもしれないけど、個人的にはCDで通して聴くと重たすぎてあんまり好きになれない曲。
09.GET AWAY ★★★★
今年8月にリリースされたシングル曲。
シングルのレビューでも書いた通り、夜の摩天楼のイメージピッタリなサイバーチックなロックナンバー。
やっぱり何度聴いてもカッコいい曲。
10.REPLAY ★★★★
「AHEAD」と両A面でリリースされたシングル曲。
ストレートなロックナンバーの「AHEAD」とは対照的に、暗くて重たいダークロック。
もともとこういう曲調はソロのころから多くあっただけに、やっぱり手馴れてるなと感じる。
11.BLOODSUCKERS ★★☆
アルバムのタイトルトラックで、1分半ほど曲。
まあ行ってしまえば1stアルバム収録の『HUNTING』のようなポジション。
完全にライブでコール&レスポンスするための曲なので、CDで聴いても何の面白味もない。
12.THE JOLLY ROGER ★★★☆
車のCMで流れていた曲で、「GET AWAY」と両A面シングルとしてリリースされた。
ジョリーロジャー=海賊旗というタイトル通り、大海原に漕ぎ出すような力強く爽快なロックナンバー。
曲調的にポップすぎてアルバムで浮くんじゃないかと思っていたが、曲順的にラストスパートという感じで上手くハマったと思う。
13.INSIDE MYSELF ★★★☆
ラストを飾るのはVAMPSの曲の中でもかなり珍しい雰囲気のミドルナンバー。
この濃すぎるラインナップのなかではあんまりパッとしない曲ではあるけど、これはこれで良い曲。
総評 ★★★★
全13曲50分の中に、この4年間で確実に進化したVAMPSの魅力がふんだんに詰め込まれた一枚。
1stや2ndにみられた粗削りっぽさも鳴りを潜め、ひたすらカッコ良さを追求したような硬派なサウンドが今作を形作っている感じ。
全体的にライブでシャウトして暴れまくるような曲より、歌メロを重視したような曲の方が多いのも特徴で、そういう面でもラルクは好きだけどVAMPSはちょっと・・・って思ってる人にもお勧めできる作品ではないかと。
シングルが前2作より多く入ってるのもプラスだし。
VAMPS初心者の方には、去年出た海外向けベスト『SEX BLOOD ROCK'N ROLL』よりも、先にこっちの方をおススメしたいところ。