僕ラブ4に参加された皆様、お疲れ様でした。
新刊のおむすびころ凛、既刊を手にとっていただいた方々、ありがとうございました。
「かわいい!」と感想をいただけたりして今後の創作の励みになります。
さて、ここでちょっと執筆までのいきさつをつらつらと書いていこうと思います。
ネタバレは表紙や最初の4ページ以外の部分を控えておきます。
まず、次の作品どうしようってところでいくつか案がありましたが、3月のはじめ頃には花陽ちゃんをメインに書こうって思いました。
というのも今まで自分の作品であまり活躍していなかった事と、花陽ちゃんの誕生日記念作品が色々な意味で酷いものだったので、可愛く、魅力たっぷりに書こうと決めていました。
ではどういう話にしようか?
花陽ちゃんの可愛らしいシーンといって真っ先に浮かぶのは食事シーン、特におにぎりを食べてるところだよね?
青空の下でおにぎりを頬張っている花陽ちゃんはとっても幸せそう!
……ダレカタスケテー
そして浮かび上がったタイトルは『おむすびころ凛』
冬コミで出した作品がヘンゼルとグレーテルをもとにしたものなので、おとぎ話をモチーフにする発想は難くありませんでした。
凛ちゃんとおむすびが坂を転がって、花陽ちゃんが坂を追いかけて、転がった先にねずみがいて――とだいたいの展開は創造できました。
ちなみにねずみ役は最初、穂乃果ちゃんと設定してました。
しかしにこちゃんに割り当ててみるとこれがまた頭の中で面白く動くわ動くわ――
この調子でうまく書きあげられると思ったのだが……後半の展開をどうするか結構苦しみました。
最初の展開はにこちゃんは昔、家族と一緒に暮らしてたけれど、天敵に襲われたとき散り散りになって、そのままはぐれて一人暮らしをしている、という重い設定がありました。
その通りに何度か書いてみてもうまい切り替えしができなかったので没にして、現在の展開が生まれました。
ただこの話、ちょっと前までは続きがあったのです。
それは――って言うとネタバレになりますのでここでは控えます。
結局、今回の作品を推敲し、誤脱字チェックまで終えたのは5月10日でした。
本当は4月末に終えて2本目を書くつもりでしたが、結局そちらは間に合わない状態となりました。
次回のイベントは6月18日にあります「あなたとラブライブ4!」に参加する予定です。
そこでは書きそびれた2本目を仕上げて出すつもりです。
これからもどうぞよろしくお願いします。