フィリピンと日本のデゥアルライフ生活

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アメリカでは、「Financial Independence / Retire Early (経済的に自立した早期退職)

の頭文字をつなげた「F.I.R.E」という言葉が流行し、一大ムーブメントになった。アメリカでは、

「F.I.R.E」を実現する目安として、「4%ルール」が注目されている。

「4%ルール」とは、年間支出の25倍の資産を築けば、年利4%の運用益で生活費をまかなえるという考え方だ。年間支出が仮に250万円なら、6,250万円の資産を築いて年利4%で運用すれば、理論上は資産を維持したまま生活できるというわけだ。

4%という数字は、米S&P株の成長率7%から、アメリカのインフレ率3%を差し引いて計算されている。米S&P株は対象銘柄が多いことから、投資家が市場全体の動きを把握する時に、よく参考にされる。

日本のインフレ率は、目標を2%と設定しながらも、思うように上昇せず1%に満たない状況が続いている。つまり「4%ルール」を日本版に置き換えるなら、アメリカほどインフレ率を考慮する必要がないため、「5%ルール」もしくは「6%ルール」と言い換えてみよう。

5%から6%の運用益が期待できるとなれば、「年間支出の17~20倍の資産」を築けば、セミリタイアしても生活が成り立つということになる。