よくお仕事でお知り合いになった方や、お友達になった方に、「大学時代に中国語を学んだの?」と聞かれますが、実は、社会人2年目に始めて中国語に出会いました。2001年のことです。デザイン学校を卒業し、トヨタ自動車のデザイン部でカーカラーデザイナーになりたてのころです。上司のYさんが、調査のために中国出張に出かける為、お手伝いをしていました。1週間後、中国出張から戻られたYさんは私にこうおっしゃいました。「これからは中国の時代だよ。今、デザイン部で中国語を話せるデザイナーはいないんだよね~。」と。人と同じことをするのが好きではない私の心の奥に、ズーーンと響きました。当時、会社全体が英語を推奨していて、少々英語学習にうんざりしていた私は、中国語を話せるデザイナーというポジションをとりたいと思ったのです。一週間後、本屋で「中国語、ファーストステップ」という本を購入しました。これが中国語との運命の出会いでした。
中国語ファースト・ステップ/白帝社

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