最近行ったものも放置したら、どれもこれもうろ覚えレポになるので

比較的新しいものからUPすることにしました

H25.1.14（土）に行った“伊坂城”

本丸にお手製の城址碑（↓）があるだけで説明版や案内板はありません。

伊坂城（本丸）

参考になれば幸いです

道順を簡潔にご案内します～

位置は四日市JCTと伊坂ダム（伊坂貯水池）で、坂を上りきると道路脇が駐車場になってます。

駐車場から南東にある脇道を降っていくと森があります。

その森の階段（の残骸）を登りきった先に四角いセメント（井戸？）があり、

その手前に北西へ入れる道（っぽいもの）があります。

堀底道かと思いましたが、家臣屋敷の土塁と土塁の間の道のようです。

家臣屋敷の土塁

現地説明版がないので、ひろさんのマネをして概略図を描いてみました。

アナログで書いてみたんですけど全然ダメだったのでデジタルで・・・

縄張りをなんとな～く把握するためのもので、寸法や曲輪の大きさなどは考慮してません。

先ほどの家臣屋敷をずいずい行くと、Dに着きます。

右に折れているのは主郭から横矢をかけるためだと思うのですが、なぜか土塁が・・・

こんなとこに土塁設けたら、攻撃力半減しちゃう気がするんだけど・・・。

大堀切（C）

大堀切～

とくに左側の法面（切岸）はカナリ高くて「萌え～」なのですが

竹藪だらけだわ、全景を撮れないわで、しょぼーん

あとここでも疑問

大堀切なのに、堀底部と進入口が同じ面なんですよ（つまり仕切ってない）

これじゃあ簡単に突破されちゃう気がするんだけど、それはド素人の浅判断なんかねぇ？

左側は落ちてるので、これは（↓）片側だけの土橋ってことでいいのかなぁ？

でも堀切の底が土橋ってのもなんか違和感あるなぁ。

大堀切の片側土橋？（右側に大堀切）

AとBの間の堀底道

左の主郭はカナリ高くなってるので、上からバシバシ攻撃し放題ですね

主郭虎口

主郭の虎口もばっちり竹でバリケードされてますわ～

kai「竹刈れば、いい城なのにもったいないですねー」

ひろさん「鹿を放てば解決するよ～」

kai「鹿は害獣ですから、パンダにしましょ」

ひろさん「いや、あいつらああ見えて熊だから！」

kai。〇（え。猫の仲間じゃないんだ。じゃ、じゃあレッサーパンダで・・・）

縄張図にはあちこちに井戸マークがありましたが、コレ全部が井戸じゃないと思います・・・

井戸

城内には深度２ｍはある立派な井戸跡がありました（↑）

いっぽうE（↓）の曲輪はこの程度の窪み。

私が思うにこれは“塹壕”じゃないでしょうか？

曲輪の両端にあるので前方と横の両方に横矢が掛けれますし、主郭を守る最終防衛ラインだし。

（下図のイメージ）

ただ塹壕にするよりは、Eの切岸側に土塁にしたほうが、

人数たくさんおけて防御力があがると思うんですけどね。

主郭に塹壕を設けるのも「？」なので、これは非常時のため池かな？

　
主郭の井戸？

主郭とEを結ぶ土橋

説明版が皆無なのでしっくりこないレポになってしまいました

発掘調査が進んでるようなので今後、現地説明会や整備が進むことを期待します～。

（伊勢）伊坂城