竹富島デイゴ回想録4 ~ おいらとデイゴを結ぶ物語 中編 ~
9年前、この木の下でひろったありがたいデイゴの種子
倉敷へ大事に持ち帰り
家の庭で鉢に植えると・・・
2004年8月15日
両手を広げるように二つに割れた豆の間から ちっちゃな葉っぱがアタマをもたげ・・
やがて・・
天を目指すかのように、ぐんぐんと葉を伸ばして
この頃、おいらは 「デイゴ様」 と呼んでいました
なんたって、世持御獄(ユームチウタキ) に生える有難いデイゴの木の子どもなんだからね
2005年9月10日 一年後の夏の終り
ここまで大きく成長しました
しかし・・
土から真っ直ぐ上に伸びた幹が、カクンと左に曲がってるトコロがわかりますか?
葉っぱで幹がかくれるスグ下の辺りっす
前年の夏に伸びた幹が、寒い冬の間に、そこから上が枯れ込んでしまい
この年の夏に 新たな芽を伸ばした結果なんです
上部と下部じゃぁ、幹の色とか全然ちがうでしょ?
2006年7月16日 さらに1年後の夏
冬の寒さに耐えられず、前年の夏に伸びた上部が枯れてしまい
新しい芽を また一から 一生懸命に伸ばしていきます
正直、芽吹くまでは もうダメかとあきらめかけていました
冬の間、いくら家の中に入れておいても 温室じゃないからね・・
話は違いますが、この写真でわかると思いますが
デイゴの幹や枝には 鋭くて硬いトゲがあります
これ、マジ刺さるとイタイんだよねー (T▽T;)
その年 2ヶ月後の9月には ここまで回復
いや、もう 「回復」 を通り越して 「成長」 してるでしょっ
さらに1年後の 2007年10月21日
ここまで大きくなりました
もう、幼木ではなく 立派な樹木の仲間入り、だよね
ついでに書きますが・・
この時点の K's garden はまだまだ手作り中で
前の借家から連れてきた植物たちが いろんな鉢に入れられたままになってて
う~~ん 懐かしいなぁ、って
こんなに大きくなった デイゴ様 ですが
それでも、やはり 冬の枯れ込みは避けられず
成長と枯れ込みを数年繰り返して 迎えた2010年1月28日
生まれ故郷の 竹富島へ
おいらの手に抱かれて 旅立つことになるのです
「えっ、なんで?」 って方がいたら・・
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最後の辺りにある おいらの綴ったエッセイを読んでやってくださいまし