竹富島 種子取祭 ~ 七日目 庭の芸能 棒踊り ~
はいさーい、こうたろうやいびーん
いよいよ、種子取祭 庭の芸能に入るから、楽しくなるばぁ~よっ
で、いつものように、「全国竹富島文化協会のWEBサイト」 及び、「竹富島文庫1 種子取祭 ~NPO法人 た
きどぅん 」からの引用をさせていただきます
庭の芸能は、世持御嶽の広場にて催され、玻座間(ハザマ)集落と中筋集落が一緒に行います
まず、最初に行われるのが、棒(ボウ)踊り
一般に「棒」と呼ばれる清めの芸能である
その先頭を切って、庭に入場してくるのが・・・
島の古老たちである
手には、法螺(ホラ)貝、太鼓、ドラをもっている
堂々たる入場 ・・・ 渋さと貫禄を感じたなぁ
この棒は、庭の芸能をはじめるに当たって、その場所を清めるもので、六尺棒・尺棒(刀)・長刀・槍・鎌
などを小道具として演じる
一 番 棒
「きえぇぇーいっ!」
「とりゃぁ~~!」
注) 「 」内の言葉は全て、おいらの着色です、わかると思いますが念のため・・・以下同様っす
演じ手は、2人一組で、一番棒~五番棒までの5組が、法螺貝、太鼓、銅鑼(ドラ) の音と共に演武を行う
「来やがれぇぇ~~、小僧ぅぅ~~っ!ガルルゥゥゥ・・・」
一番棒は、2人とも六尺棒で演じ、二番棒は尺棒(刀)と槍、三番棒は尺棒(刀)と槍〈長刀の場合もあ
る)、四番棒は鎌と長刀、五番棒は尺棒(刀)と長刀で、それぞれ演じる
「うぉい、おぃ・・・」
「えぇっ、あたっちゃった?」
「どこ振ってやがる、俺はここだぜっ! フハハハハーー」
三尺棒、鎌、刀の演者は、頭にマンサージ(紫頭巾)を締める二才(ニーセー)姿の衣装であり、
槍、薙刀(ナギナタ)の演者は陣羽織を着た武士姿の衣装である
って、あれ?鎌の演者、マンサージじゃなくて、わらひも頭に締めてるさぁー
白熱した演武が繰り広げられ、見るものを魅了してしまいます
おもわず、自分も手に力が入ってしまう、この一瞬・・・
「やるじゃねぇか、おめぇ・・・」
「にゃぁぁぁぁぁl~」
「にやぁぁぁぁぁぁー」
「にゃっ!×××」
大地を清めることを第一とする棒踊は、踊りというよりも、戦う演武と呼ぶほうが相応しい
六尺棒・尺棒(刀)・槍・鎌・長刀の武具を振り回して悪霊を払い、跳躍によって地霊を鎮める
また、棒踊りは、ホラ貝の音で演技することになっている
ホラ貝の合図で、戦う二人が向き合ったり、戦いを始めたりする
「あぁぁー、ちょ、ちょっと、タンマーーー」
鳴り物としては、ホラ貝の他に、ドラ・太鼓を連打するが、これは単に音響効果を狙ったものではなく、も
ともとは悪霊を追い払うための音であった
竹富島では、かつて、夜になっても野良から帰らず、行方不明になったときは、マジユーヌに連れ去られ
たとして、村人総出で、明りを灯し、ドラ・太鼓を連打して悪霊を追い払いながら、野や森を探索したもの
であった
せっかくなんで、撮影した写真を全部載せちゃったよー
長いようでも、写真が多いので、アッサリと読めたんじゃね?
ただね、実際の雰囲気を、どこまで伝えることができたんだろ?
温度や、風のにおい・・・なによりも気迫のこもった声や歓声、楽器の音色までは伝わらないからね
あとは、みなさんの想像?妄想?次第ってことで・・・
先日、めったにやらないピグのさし入れ写真を載せたら・・・
また、いただいてしまいました
おいらの部屋、なんにも無いからねぇ
乾いたのどには、やっぱ、これだよねー ・・・ ぷっはぁ~
って、ビールじゃねぇし
ごっちゃんでしたっ
OWARI
応援してますっ!