ニライカナイへ~巡礼の旅~ 第一話 | こうたろうちゃんちのありんくりん

ニライカナイへ~巡礼の旅~ 第一話

はいさーい、こうたろうやいびーん。星空


おいらは、旅に出るとき、小さな手帳を持ち歩き、出来事やその時の自分の気持ちを残します・・・忘却の彼方に消えてしまう前に。


ところが、今回の旅は、初日こそ途中まで付けたものの、その後はサッパリ。

飛行機の待ち時間でもあればつけるが、通常は、夜寝る前につける。

そりゃそうだよね、昼間の時間は、ちともったいないから


今回は相部屋だったから、夜遅くまで明かりをつけるのは悪いなぁ、ってのと同時に、なんでかねぇ~、自分のスタイルを少し変えてみよう・・・ってね、途中から思ったわけさぁ。


ニライカナイ・・・年の初めに、そこから神がやってきて豊穣をもたらし、年の終わりにまた帰るとされる、遥か遠い東の海の彼方にあるとされる異界


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沖縄、そして竹富島・・・方角こそ違えど、間違いなく、ここが、自分にとっての 「ニライカナイ」

その「ニライカナイ」へ移り住もうなどと、身の程知らずなことを考えていた頃もあったが・・・


「ニライカナイ」は神の住む島


だから・・・戻りたい・・・、そんな気持ちが心から溢れ出しそうになった時にだけ、訪ねさせてもらえれば・・・それが一番いいんじゃないのかって、今はそう思う



7月4日に開催されたでいごチャリティー音楽祭」


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これが故に、旅立つこととなったが、真の目的は


自分にとっての聖地 「ニライカナイ」 への巡礼だった




垣空港から離島ターミナルへは、節約のため、1月の旅と同じ、「東バス」で。


1月の旅の時は、乗客が自分以外に老夫婦1組しかおらず、一番前の席に座り、バスの運転手としては珍しいというか、初めて見る、どうみても20前後の女の子・・・これについては、ブログのどこかに書いてると思うが・・・「神様って、信じる?」で始めた怪しい会話は、「かぐや」の話で一件落着、だったよね。


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竹富島へ向かう道中にもかかわらず、興味深い出会いを2つも用意していただいた。


チャリティー音楽祭を通じて何か、1月のお礼をしたいと考えていたので、1日前の、7月3日の朝、岡山空港を飛び立った。

那覇で乗り換えるが、石垣島行きのちょうど良いフライトは、満席の為、一便遅らせて、石垣へ。



空港からバスターミナル行きのバスの乗降口の階段に足を掛けて、前をみると

「あいやぁ、またまた、若い女の子の運転手!」

黒縁のメガネはかけておらず、1月の時の運転手さんとは違う

「こんな若い女の子の運転手が何人もいるんだぁ~、石垣って面白いよなぁ~」



「デイゴの人でしょ?」

突然、彼女の口から出てきた言葉にビックリして、もう一度見ると

「あっ、1月の時の・・・運転手さん?!」

「お客さんが来た後、デイゴ救済について、よく耳にするようになったんですよ・・・」・・・らしい



今回はお客さんも多かったんだけど、再会が嬉しくて、またまた、写真撮らせてもらった

・・・1月と同じ、「笑顔」 と 「ピースひとつ」

ただ、今回は写真に名札がしっかり写ってたので、お名前も知ることに・・・


M子さん、ありがとねー*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆



その時、前から2番目の席に座った自分の前の席で、話を聞いていた、通称シゲルさん(女性だよっ)が2つ目の話の主人公・・・


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バスターミナルに到着するが、予定していた船の出航までの時間が迫っていたので、バスから降りるや、先に降りた、シゲルさんを追い抜き、離島ターミナルへひた走る


チケットを買い、桟橋に行くと、まだ船は接岸してない

「な~んじゃ、やっぱ、ウチナータイムじゃなぁ~」

と、辺りを見渡すと、船を待つ列の中にシゲルさんの姿を発見

「あっでぃ、彼女も竹富だったんだぁ。音楽祭かなぁ?」


ご存知のとおり、竹富へは、わずか10分ほどの船旅

竹富ブルーの海の向こうに、はるきちさんが名づけ親の 「てぇどぅんかりゆし館」 が見えてくる

「また、かえってきたよ・・・かぐや」


民宿からの迎えが3組

「〇〇さーん」

「△△さーん」

残るは、泉屋からのお迎え

「こうたろうさーん(ほんとは苗字ね)、シゲルさーん」

「えっ、泉屋まで一緒なんだ・・・(心の声)」

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シゲルさんは、泉屋の本館

おいらは、かや葺きの別館

だけど、まず初めにすることは、お茶と黒糖をいただきながらの宿帳つけ


宿帳の手が止まり、ついつい、ゆんたくしてしまう・・・仕方ないよね、ここはウチナーなんだから


その時、発覚しました

・・・2回の飛行機、バス、高速艇、お迎えの車・・・全て、同じ物に乗ってきたんだねぇ~、へぇ~、へぇ~、ほぉ~ sao☆


というのも、同じ「晴れの国」岡山県民・・・大手まんじゅう、天満屋、むらすずめ・・・だから

でも、一便遅らせざるを得なかった、那覇~石垣便まで一緒とはね スマイル


・・・もしや、コードネーム・シゲルは、悪の秘密結社・ヒメコバチャーが送りこんだスパイではないのか?


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敵がそう来るなら、こちらも、おとり捜査で受けてたとう

6時の晩御飯までの1時間、「竹富は初めて・・・」と、うそぶくシゲルを、5年前の記憶を辿って、コンドイビーチ~カイジ浜まで、案内することに・・・


だって、1月に訪れた時は、「泉屋」から「世持御獄」まで、と、「泉屋」から「やらぼ」まで、しか歩いてないからね


レンタル自転車という、最新アイテムを駆使して、西へ向かう

おいらの愛車は、「ぽち23号」・・・実に、覚えやすい!・・・ポチにいさん、ではないか

「よく似た自転車があるんで、間違えないで・・・」

と言った、レンタル屋の姉さん

・・・「これじゃあ、間違えようがねぇよっ!」


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あっ、デイゴの花が・・・雲だよ、く~も~




やーれ、まとまりのない文章で申し訳ないが、とりあえず、第一話終了したよー、ハルさん。

お先に、どんどん、レポートしちゃってぇ~