私が撮る風景の中で一番好きなのは夕陽です。
小さい頃から当たり前に目にする風景のひとつでしたが、四年前、島に帰ってくるまで暮らした福岡では
水平線に沈む夕陽を見る事もなかったし、それが見れるような場所もありませんでした。
島に帰ってきて夕陽を見て、改めてここだけでしか見れない綺麗な光景なんだと痛感しました。
それからは休みの日はなるべく撮りに行くようにしています。
雲の無い日に遭遇するのは一年に何度かあるかないかなんですが
二度と同じ風景が撮れる事はない。という事が自然の凄さを感じます。
伊王島大橋を渡りきると道が三つに分かれています。
その道のひとつ、山手の方に登ると、遠見岳という山の中を進んでいきます。
車が迎合できるスペースはなくて鬱蒼とした木々の中を進んで行きます。
急な斜面もあって。。
こんな大木も道沿いにそびえ立っています。
木々の間から見える「馬込地区」です。
この道は降りて行く場所が島民にしか分からないような所に出るため
島民以外の車が走るのはお勧めしません。
観光客の方は島一周出来ると思ってドライブにたくさんやってきますが
行き止まりが多く、実際は一周できず灯台にすら車で上がる事も出来ません。
それは島民の生活圏の兼ね合いでどうしても立ち入れる場所を制限しないといけないのです。
できれば車から降りてまだ僅かに残っている「島時間」を感じながら
のんびりと綺麗な風景を眺めて欲しいです。
駐車場が無いとか、道路標示が無いとか、元々島だった頃には必要ないものでした。
道路の真ん中で猫が日向ぼっこしてても、轢かれることの無い島でした。
その頃の穏やかな時間を、私は絶対に忘れたくありません。