カンガルーの「孤児」、ワラビーママが育てる Aus.

オーストラリア・アデレードのアデレード動物園で、
「母親」役のシマオイワワラビーのおなかの袋から
顔を出すセスジキノボリカンガルーの赤ちゃん
(2015年6月30日提供)。
(c)AFP/KATE FIELDER/ZOOS SOUTH AUSTRALIA
2015年07月01日 10:38
発信地:シドニー/オーストラリア
【7月1日 AFP】オーストラリア・アデレード
(Adelaide)のアデレード動物園(Adelaide Zoo)
は6月30日、ワラビーに「乳母」役を務めさせる
手法で、カンガルーの赤ちゃんを飼育することに
成功したと発表した。
「マカイア」と名付けられたセスジキノボリカンガルー
の赤ちゃんの母親は昨年11月、落ちてきた木の枝の
下敷きになって死んだ。
生後わずか5週間だったマカイアは手で育てるには
まだ幼すぎたため、飼育員らは雌のシマオイワワラビー
のおなかの袋にマカイアを入れてみるという賭けに
出た。
「カンガルーの赤ちゃんが最初の危険な24時間を
生き延びたことが分かったときは本当にうれしかった」
と飼育員のゲール・メールズ氏は振り返る。
「初めて袋から顔をのぞかせたのは1月のこと。
赤茶色の毛皮、明るい青い目、長いかぎ爪。
間違いなくキノボリカンガルーの赤ちゃんだった」
同動物園の獣医師デービッド・マクレランド氏に
よると、同氏が知る限りでは、キノボリカンガルーの
赤ちゃんを異なる種の動物が育てるのは初めての試み
だという。
マカイアは「ワラビーママ」に3か月半育てられた後、
飼育員の手に委ねられた。
国際自然保護連合
(International Union for the Conservation
of Nature)が「絶滅危惧IB類」に分類している
セスジキノボリカンガルーは通常、最初の数か月を
母親の袋の中で過ごし、その後、ゆっくり時間をかけて
自立する。(c)AFP

火星(アルガ・クレーター)にガラス、オービター
NASA/JPL-Caltech/JHUAPL/Univ. of Arizona
2015.06.19

火星を周回するNASAの探査機
「マーズ・リコネッサンス・オービター」が、火星の
南半球にあるアルガ・クレーターでガラス層を発見した。
火星の地表でガラスを確認したのはこれが初。
画像は鉱物の種類がわかる分光計の観測結果を示す
イメージで、ガラスは緑の部分で示されている。
6月5日に科学誌「ジオロジー」の先行オンライン版で
発表された。
このガラス層は激しい衝突による高温で形成される
「インパクト・ガラス」という。
いったん高温になるものの、インパクト・ガラスには
有機物の痕跡が残されることが最近の研究で明らかに
された。
2020年にNASAが送り込む予定の火星探査機の調査地
にもガラス層の存在が確認されており、いずれ古代生命
の証拠を見出すことができるのではと研究者らは期待
している。
ナショナルジオグラフィック日本語公式サイト






AFP

