
【NECヒストリー72:お札になった衛星地球局(1984年)、切手になった局用交換機(1985年)】NECはこれまで、基幹通信機器である衛星通信地球局や局用電子交換機を、世界中に納入してきました。中には意外な場面で活躍しているものがあるというお話です。シンガポールで1984年に発行された当時の新シリーズ紙幣。1ドル札には美しい大型パラボラアンテナが描かれています。NECは1970年以来、シンガポールに衛星地球局を納入していますが、これは紛れもなくNECがセントーサ島に設置した地球局です。また、パプアニューギニアの東方に位置するソロモン諸島に、NECは1983年に局用デジタル電子交換機NEAX61を納入。同国は1985年に開催されたつくば万国博覧会を記念して、NEAX61を題材にした切手を発行しました。©NEC
入社後、初めてのプロジェクトが、シンガポール INMARSAT 国際海事通信衛星地球局でした。
紙幣のパラボラアンテナは、INTELSATⅣですが、隣接して建設されたINMARSAT 国際海事通信衛星地球局の局舎には、NEAX61が納入、稼働していました。
当時のSentosa島は、ゴルフ場に隣接したのどかな風景で、局舎の庭には、野生の孔雀もいました。
Singapore Telecomからは、携帯電話通信網インフラ設備も受注しましたので、数年後、シンガポール空軍のヘリコプターから衛星地球局、携帯電話基地局などを空撮して販促ビデオを制作、経団連賞を受賞しています。
CGは、白組Inc.の島村達雄さんに、直接、お会いして、制作してもらいました。真面目なCGですが、高層ビル群にスーパーマンと孫悟空が飛んでます

最近では、GODZILLAのCG、特撮を統括されていますが、当時は、キリンシャッセのCGが注目されてました。





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20年後、NEAX61は、世界120ヶ国以上に納入、稼働され、私は入社3年目から、一貫して、ブランド戦略、広告宣伝を担当しました。
写真は、中国鞍山郵電管理局(郵電庁)で稼働中のNEAX61Σ(当時の最上位機種)を、中国の通信専門誌『世界電信』の記者を同行して、取材した時です。
局舎内に、インターネットの体験コーナーがある一方、昼休みには、チェスのようなアナログなゲームをやっていたのが印象に残っています。


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拠点のあった天津から、瀋陽までは、当時、週1便しか飛んでなかったプロペラ機でした。
先輩の駐在員から『プロペラ機は、エンジンが止まっても暫く飛ぶから安心しろ。』と言われました


NEAX61Σの隣に設置されているのは、華為のC&C08という機種です。
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