昭和と聞いて思い浮かぶのは？

昭和４５年に大阪千里で開催された、国際万国博覧会です。

EXPO'70 OSAKA ３Ｄでよみがえる大阪万博：朝日新聞デジタル (asahi.com)

大阪万国博覧会では、会場内を環状するモノレールが開設されました。残念な事にモノレールは、博覧会終了後に廃止され、レールも撤去されてます。

万国博への来場者の為、電車の駅が二つ開設されました。一つは大阪地下鉄と乗り入れる北大阪急行電鉄です。工事中だった中国縦貫自動車道の用地を、万国博期間中だけ使用するという条件で、北大阪急行は千里中央駅から万国博中央口まで路線を延長。万国博来場者輸送の、重要アクセスになりました。博覧会が終了した後、千里中央駅ー万国博中央駅間は廃止、線路も撤去されて、千里中央駅は今の地下駅に移設されました。

千里への路線を有していた阪急電鉄も、万国博会場の近くに万国博西口駅を設けました。同駅も万国博終了後に廃止されましたが、後に旧万国博西口駅の南側に山田駅が開設されてます。

万博のころ　EXPO’70 観客の鉄道輸送 (takaginotamago.com)

万国博会場への鉄道が二本作られた事は、万国博来場者輸送を比較的円滑に行うことが出来、同博覧会を成功させた大きな要因と言われてます。

日本の万博に貢献したアクセス鉄道たち、2025年大阪・関西万博は？ | 廃線跡の旅、鉄路の旅 (jidolmagazine.com)

２０２５年に予定されている大阪関西万国博でも、近鉄けいはんな線と相互乗り入れしている、大阪地下鉄中央線の延長が行われると聞いております。

２０２５年万国博でも、来場客輸送が混乱なく、博覧会が成功しますことを心から願います。

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 (expo2025.or.jp)

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１９７０万国博で活躍した鉄道