1週間ほど
実家のお手伝いで、愛知へ戻っていました。
私の家は
とにかく人の出入りが激しくて
ざわざわしたなかで、バタバタしながら
過ごしたせいか
大阪へ戻ってきたとたん、なんだか、あまりに
静かな時間に、まるで、大きな部屋に投げ捨てら
れた小さな人形のようになっています。
違う場所の空気やエネルギーに三日以上ひたっていると
私はそこに馴染んでしまう。(馴染もうとするからだと思うけど。)
だから昨日大阪へ戻ってきてから、妙な居心地の悪さを感じています。
昨晩。
旦那さんが迎えにきてくれて(実家に旦那が迎えに来るというシチュエーションは密かに夢だったから、とても嬉しかった。)
うちの家族と、弟嫁のお母様と、姪と仕事を手伝ってくれた方々と、総勢20名くらいで、食事に行きました。
賑やかで
あたたかくて
過不足なく
おいしく
楽しい夜でした。
帰りの新幹線のなかで、
私は、今日の夜の父親の赤い顔や、一歳になっためいっこの不思議そうに皆をくるくると見る目や、私の隣に座って嬉しそうに笑う母親の顔を思い出して
いつか、この光景を懐かしむ時がくるのかな、
となんだか寂しくなってしまい
涙がポロポロでてしまい
新幹線のなかで、旦那さんの影にかくれて
シクシク泣きました。
幸せで
あたたかい涙でした。
この幸せは
迷いながらグダグタしながら生きてきたら
やってきたもの。
だから、きっと時の流れとともに
だれかがいなくなったり
場所が変わったりすることは仕方ないけれど
その都度
さみしかったり
苦しかったり
するだろうけど、
それでいいのだと思う。
ちゃんと、私はその都度泣いたり苦しんだりしながら
私の幸せを
私で見つけられる。私で作れる。
そんなことを、今は感じています。