大蔵省はもうないけども(笑)
先月から、私はお金の管理をやめました。
正確に言うと
私はできないので、やって欲しいの。
と旦那さんにお任せしました。
そんなこんなで、いま二ヶ月くらいお任せしています。
とはいっても、
サラリーマンの旦那さんは平日銀行にいって、記帳したり、お金を引き出すことが難しいので、私が結局おろしに行きます。キャッシュカードも私がもっている。残高もわかる。
結局管理してるんじゃ、と思われますが
お金の流れを見なくていい、考えなくていい、お金の最終責任を負わなくていい、ことは、私にとって、すごく楽なことです。
いままで、ずっと、好きにしていいよ、
のもと好きにしていましたが、
そうなると、お金の流れを見張るし、残高考えるし、足りなくなって貯金崩す自分に罪悪感感じるし、で、なんか気持ち悪かった。
なによりも、管理できてない自分を
よしとできなかった。
なぜなら毎月、お給料日があり、その都度、私は、次こそはうまくやろう、と意気込んでいたのですから。
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とはいえ、
貯蓄がきちんとできているわけではありません。
必要な分を余裕を持って申告したら、
ギリギリでした(笑)(笑)(笑うしかない)
あぁ、お小遣い減らされるかなとか
ネイルやめなさいとか言われるかなとか
ビクビクしたのですが
旦那さんの反応は
「いまは子供もいないし、とりあえずそれでやろう。足りない分は貯金から出せばいい。保険料とか見直せるものを見直していくよ。」
という、前向き発言に、私は目をクリクリ。
保険料が高すぎるかもと、早速保険の見直しもしていました。
また、
先月、すこしお金が余ったので、私が喜んでいたら、
「もう少し残るようにするにはどうしたらいいかな。」と真剣に考えていました。
そんな旦那さんの姿を見ていたら
私は守られているなぁ、この人に。
と強く感じました。
できないよ、不安だよ、怖いよ
そんな気持ちの私を大きく包んでくれる存在でした。正直な気持ちを話した日を思い出すといまでも、ちょっと泣けてきます。
結婚当初、俺はお金の管理が下手だから、上手なさわちゃんに任すよ、
と言われ、役に立ちたくてたまらなかった私は、いつしか、旦那さんはお金の管理ができないダメな人だから私がやらなくちゃ、と見下し、お母さんのようにしていました。
お母さんをやめて
できないことをできないと、怖いまま伝える。
この人に任せて大丈夫(ってことにする)
この人は、私の笑顔のために頑張ってくれているんだな。
いまはそうおもいます。
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あいかわらず
今月も貯蓄はできるかわかりません。
その上、
旦那さんが昨日、お世話になった友人が無職になり、金を貸してくれといっている、だから貸したい、といってきました。
やっと少しお金が貯まるようになってきたのに、また貯金崩すのかー!という思いが出てきました。
以前の私なら猛反対していたでしょう。
切々とお金をかしてはいけない理由を裁判官のように説いていたでしょう。
で も
私は昨日二つ返事で
了解(^^)
と答えました。そして、さっき、銀行で言われた口座に言われた金額を振り込んできました。
結構な額だったので、正直怖かったです。
返ってくる保証はないし、お金減ったといういやな感覚もなかったわけではない。
でも、私は、私を笑顔にするために
生きている旦那さんの行動を見守ることにしました。
こないだ受けたまりあさんの講座で
最後は必ず大丈夫
という言葉が何回も頭を巡りました。
大丈夫、大丈夫、そうおもいながら、ATMのボタンを押しました。(オレオレ詐偽じゃないよ(笑))
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握りしめていたものを手放す。
旦那さんに委ねる、大丈夫。
そう思いながら、いまはいろんな思いと共に生活しています。
これからどうなるか、不安がなくなったわけではないけれど、それは、本当に困ったときに考えよう、それに私は1人じゃない。