娘が私の手を離して、走って行く。
友達を見つけたみたい。
水色と薄ピンクのランドセルが2つ
楽しそうに揺れながら遠ざかって行く。
ハッとして娘が私の方を振り返る。
「行ってきまーす!」と、
ニカッと笑って、手を振る。
そして、また、ランドセルが2つ並ぶ。
手は離れても、
心はいつもそばにいようと思う。
楽しいことはもちろん、困った時に
私のことを1番に思い出してほしいと願う。
私はどんな時もそれを包み込んで
娘が幾つになっても、抱きしめようと思う。
翔んでいけ。翔んでいけ。
お母さんがいつも後ろにいるからね。
迷わず、進め。