以下、私は赤、旦那さんは青です。
「私はいつもあなたに助けてもらってばかり。でも私はあなたに何もしてあげられていない。あなたは私と結婚して良いことあった?何のメリットがある?」
「そもそも、結婚する時に、この人は自分にとってどんなメリットがあるか、なんて考えて結婚していない」
「でも、野球選手がアナウンサーと結婚するのは、自分より頭が良くて英語が得意で、自分をサポートしてくれるから結婚するわけでしょ、需要と供給が成立してるじゃん」
「まぁね、結婚にそういうメリットを求める人もいるかもしれない。僕は違う。僕は訳あって小さい時から家族愛に恵まれていなかった。だから、奥さんがいて、子供がいて、朝起きたら朝ごはんが出来てて…という、普通の家族が欲しくて結婚した。
あとはライフスタイル。例えばブランド好きで買い物ばかりする人とか、好き勝手に出歩く人とか、そういう相手とは結婚できない。ちょことはそういうライフスタイルが合うから結婚した。
それから、僕には無い、相手を思いやる気持ち。ちょこにはそれがあるから良いと思った。」
「そうなんだ、じゃあ私と結婚して後悔してないんだ?(笑)」
「していない。ちょこは僕のことをパーフェクトだと思っているようだけど、全くそんなこと無いし、世の中僕より物知りで優れている人だらけだし、特別秀でてできることは何一つ無い。ただ、昔から好奇心は多いから、色んなことに興味があるから知っているだけ。興味があるからニュースを見たり、調べてみたり、実際にやってみたり。そうしているだけ。
僕が物知りだと思うなら、僕を利用すればいいじゃない?
ちょこも何か一つ興味を持ってやってみて、僕より詳しいことができたら、そんな悩みも無くなるんじゃないの?」
「そうかもね、頭ではわかっているんだけどね。(誰しもあなたみたいに行動力無いのよ…)」
「僕は興味をもったらすぐ行動タイプだけど、ちょこは心配性だから色々考える。でも心配性だからこそ準備万端にできる。それは良い面だよ、心配性やネガティブ思考を悪いと考えず、活かせばいいんじゃないの?
それに、人見知りの面も、おしゃべりな人がいいってもんでもない。例えば僕の友達の前でベラベラ変な事しゃべられたら困るし。ちょこはそんな事しないし。例えば、美味しいものを食べに行って、美味しいね、と言えるとか、そういうことができればそれで十分だし。
僕からすれば、ちょこは考えすぎだなーと思うよ(笑)」
「そうだね、ありがとう」
こんな感じ。
素直に言うと、私が旦那さんみたいな人と結婚できたのはかなりラッキーだったと思ってます。自慢の旦那さんであることは確かだけど、その奥で、いつも劣等感を抱いています。そして、こんな妻でごめんね、という気持ちをどこかで持っています。
でも旦那さんは嘘が無い人なので、言ってくれた言葉は多分本音です。こう言ってくれたから救われるけど、やっぱり私は変わりたい。
今はがむしゃらに子育てに専念すればいいのに、どうしても自分の『内』を見つめてしまう。この面倒くさい性格もまたキライ(笑)
とりあえずここでまた一つリセット。
今できることから始めよう。
読んでいただきありがとうございました。
こんな人も居るんだと思っておいてください(*゚ー゚)ゞ