冬季は長くもあり、短く!?もあり・・・。

もう2月も終わりですが、自己評価は?

自分を変える、考え方の癖、行動の癖を変えられてますか?

冬季トレもひと区切り、公立高校では中学後期入試や学年末考査の時期に

入っていることでしょう。

少々骨休め的でもありますが、せっかく高めた体力ですので、ちょっとした

時間を見つけ、休養方々体を動かしておきたいものです。

心のリフレッシュとして、過去のepisodeを紹介していきたいと思う。

「I川さん編」

中学校時代・・・華奢(キャシャ)な体=どちらかというと小柄という感じでした。

顧問の先生が断片的に思いだしたことは、中2の時期のこと。

それまで自転車で登校していましたが、とある朝走って学校へ来ていました。

それを暫く続けていましたが、ある時期になると今度はは自転車で登校。

本人に聞いたところ、家で自主練してから、学校に来て皆と朝練習してました。

中学校時代ジュニアオリンピックCクラス(中学3年生)で優勝したそうです。

 

高校時代・・・数々の高校からのオファーがあったものの地元の学校へ。

専門的な指導を受けメキメキ成長。2年時IH第2位、3年時5位。そして

国体優勝と誰もが夢見た舞台で結果を残しました。

 

大学時代・・・インカレ(学生陸上)や日本選手権のビッグゲームをはじめ、

県の大会や関東選手権など、また郡の中学校大会のラビットなど、とにかく

もっぱらの”陸上っこ”。専門の種目はもちろん多種目に出場するなど楽しみ

ながら陸上をする部分も持ち合わせている人です。

大学3年生頃の夏の関東選手権(神奈川川崎)。2日目は専門種目800mで

優勝。翌日は400mに出場。予選・準決勝をトップ通過決勝では、(自分の

予想では3位前後)第3位でした。正直まずまずか。1人で試合に来ていたので

私たちの陣地で荷物を見ていてあげました。その扱いも丁寧でキチンと衣類を

畳んでbagへ。几帳面だなあ。

 

2日間800m2本400m3本~炎天下で激走したので

「今日は九十九里の実家の方へ帰るなら乗せていくよ」

『ありがとうございます』

『でも400mラストのキレが悪かったので、大学へ行って50~100mを何本

か走ってから帰りたいので、今日は下宿(市川)の方へ帰ります』

「 ・・・・ 」

前日に800m2本。サブ種目で負けたからって・・・。そのこだわりは何?

やっぱり勝つ人はこだわり度=極め力が違いますね。

これでもか!っていうくらいやりきるんですね。

おりゃ~、やったるでぇ~!位の心意気でいきましょう!

光が見えるかもです!

 

≪元気の出る言葉シリーズ≫

・プロを生み出す準備力・・・すべてを想定して対策を練って準備する

・真剣、ど真剣、どど真剣・・・なんとかなるさは運と偶然に頼る愚か者

・負けてたまるかと静かに自分に言いなさい・・・

   バレーボールミュンヘン五輪金メダル男子監督 松平康隆氏

・気づいたらすぐやる人が成功する

・一所懸命、全力をつくしてやっていれば必ず神様は味方してくれる

   脳手術の世界的権威 福島 孝徳医師

 

成功者episodeはたくさんありますので、思い出しつつ紹介します。

 

成功は皆のお陰*成功は皆の為に

”メントレ”という言葉をよく耳にします。これには様々な考え方や捉え方があり

”これぞ”と断定できるものはないように思います。

心を強くする。本番で舞い上がらないようにする。狙った大会で力を発揮できる

ようにする・・・いろいろなことが言われてますね。

ここでは”ビジュアライズ”=液晶化。目標とする情景をイメージするということで

説明していきます。

【理想と現実の区別がつかない!?】

スピードスケートオリンピック銅medalistの堀井学さん。スキンヘッドが印象に残って

いる方も多いかと思います。直接お話したことがありますが、とても落ち着いていて

言葉じりもやさしく穏やか方でした。

堀井さんは中学校時代は無名の選手でしたが、スケートの強豪校への進学を決意。

一般受験で入学したそうです。当初は女子選手にも負けるようなレベルで挫けそうに

もなったそうですが、顧問の先生や周囲の励ましで頑張り、急成長を遂げ、最終的に

オリンピックでメダルを獲得するのです。凄いですね。

高校時代を振り返ればキツイ練習もあった思いますが、最も印象に残っているのは

メントレの徹底だったそうです。

練習開始時は毎日誰かが『自分の目標は○○○大会で○○秒で優勝することです』

といったような目標を宣言するところから始まるそうです。そして就寝前には自分が目

指す大会での情景を思い浮かべ=ビジュアライズするのだそうです。

<レース開始~>

「on your mark」「set」「ban」号砲一発スタート。力まず上々の滑りだしで100mを通過。

back straightでインの選手と交差で自分がout laneへ。speedをkeepつつcornerを回る。

良い流れで直線。もうひとりの選手は明らかに後方。lastの直線も伸びのある滑りで

finish!ゴーグルを外し、電光掲示版をみれば自分の名前が一番上。「トップだ」。

そのままback straightでコーチとハイタッチ!。陣地へ戻り、身支度を整え、表彰式。

金メダルを首にかけ、君が代を歌いながら、日の丸が掲揚されるのを見ながら涙する。

凄いですね。これを繰り返すのが日課ということでした。現実化するんですね。

 堀井さんの母校は全国屈指の強豪校、オリンピック選手も多く輩出しているそうです。

高校時代のメントレが効いているのかもしれませんね。 

 

☆元100m日本記録保持者のAさんの現役時代の話を思い出しました。様々な工夫を

されていたようですが、そのひとつ。

Aさんは部屋でストップウォッチを片手に、100mのレースをイメージ。

「on your mark」「set」「ban」。ピストル音で時計をスタート。

あとは頭中でイメージしてfinish!と同時に時計を止める。

これを毎日毎日繰り返したそうです。するとやがて自分が求めるタイムに近づき、

何度も何度も10秒少々になっていったそうです。それが日本記録誕生に繫がったかも

知れませんね。

そういえば、自分も高校時代、大会のことを考えていたら体が熱くなり汗をかき

眠れなくなった思い出があります。その後、メンタルリハーサルと言うらしいのですが、

それは必要なことと教わりました。

 

やや大会から離れ、大会のことをあまりrealにイメージしないと思いますが、先々を

想定してみれば、様々なことが浮かび上がり、意欲・気力とも湧いてくるでしょう!

このことはいろいろな場面で使える・応用できる考え方と言えるでしょう。

 

成功は皆のお陰*成功は皆のために

成功とは、自分で決めた目標に向かって、

心構えを変え、習慣を変えて納得いく結果を

残すこと(有形の利益)。

その過程の中で、学んだこと、気づいたこと、

そして何より自分を変えられたこと

(無形の利益)だと思います。

 

間違いやすいのは、人との比較です。

人と比べているとどこまでいっても不満が付きま

いますし、成功を感じられません。

【成長の妨げ】

心の中で「このままじゃだめだ」「こんな自分じゃ

だめだ」と思いつつも、「どこか何とかなるさ」

「この位いいだろう」的な考え方は本気とは言え

ませんし、成功者の考え方ではありません。

 

また、人を認めない、褒められない、ひがみ、

ねたみ、陰口、極端には誹謗中傷・・・。

その様な人には成功はやって来るはずがあり

ません。

 

「自分に厳しく、人にはやさしく」「甘えた心に強

さは宿りません」

「いつどこで誰に見られてもはずかしくない生き

方」をしたいですね。

ゴルファーのタイガーウッズは、優勝争いの最中、

相手選手がよいプレーをするのを期待しているの

だそうです。

素晴らしいパットをしたら、拍手をして”グッドジョブ”

心の中では『自分はもっといいプレーをする』と言

い聞かせるのだそうです。

凡人は、相手のミスを待つ。

超一流選手は考え方も一流なんですね。

 

「本気になると何かが変わる。変わってこないの

は本気じゃない証拠」。

~延岡市の中学校の女子ソフトボール部員~。

新任の先生が赴任したときはregular人数が揃わ

ない部だったそうですが、皆で「本気」をモットー

に頑張ろうと決意、3年後に県大会優勝、九州

大会第3位にまでなったそうです。

公立中学なので特別な生徒が入ってきたわけで

はなく、それこそ、様々なことを見直し夢を目標に

変え、頑張ったそうです。

その時、練習前グランドに向かい初めの挨拶の

時に皆でいう言葉らしいです。

『本気で頑張ろう!』

そう言えば本校野球部のバックネット後方にも

本気の文字が掲げられています。

皆で頑張れば、何とかなる!

本気で挑めば何かが変わる!

 

成功は皆のお陰*成功は皆のために

何だかんだ言いつつも、日々地味な自己規律を実践継続することが成功への近道です。

ですが、やはり人間ですので、様々なことで、心揺らぐことがあるでしょう。

motivationも上がったり下がったりかもしれません。当然のことです。

でも前進しなければなりません。

そこで、目標は良いのですが、「何のために頑張るのか?」をはっきりしましょう。

もちろん個人的な思い、願望等は当然なのですが・・・

 

【成功者のコメンント】

①ごっつぁんです。皆が応援してくれて、恩返しがしたくて、皆さんのために頑張りました。

 小兵の炎鵬関もなき友人との約束があり、頑張っているそうです。

②この勝利で「病気で苦しんでいる田舎のじぃちゃんを元気づけたいです」。

③「絶対負けるわけにいかないんです。亡きおばぁちゃんと約束したんです。」

④地元が災害を受けて、私の優勝で、少しでも勇気をもってもらえれば・・・。

⑤苦しい時もあったけど、家族や皆が支えてくれたお陰です。この勝利は皆のものです。

⑥自分にはこれしかないと思って頑張りました。

⑦青学OBの神野大地君は「人生かけて走ってます」。

⑧監督を胴上げしたくての思いで頑張りました。などなど

              

勝利者・成功者からでたコメントの共通項は

『自分以外の人の為に頑張ること』なのです!

 

『退路を立つ!』・・・後戻りしない。逃げ道を作らない。やるしかないと腹を括る覚悟など。

中途半端に”できたらいいな”レベルではなく、『何が何でも・・・』でないと続かないでしょう。

この発想になれれば『本物』です!

生活や練習の中の何かを変えていきましょう。

考えればただ単に流されていることも多いものです。

考えれば「工夫・改善」の余地は必ずあるのものです。

自分で考え、見つけ、自己規律を掲げて、何が何でも続けましょう!

頑張っていると誰かが見ています。応援してくれます。

 

~成功は皆のお陰・成功は皆の為に~

【エリック・カール・クルト】3兄弟の話。

これも自分が学んだ成功学の中にでてくる話なのですが、

”3つ子の行動と報酬”についてです。

この兄弟の父親が毛皮貿易の会社をたずねて、

「どうして3人の給料が違うのか」と聞きました。

『それなら、実際に働きぶりをみてもらいましょう』

そういうと上司と思われる人は、別々に3人を呼びだし、

『港に毛皮が届いたようだ。確認してきてくれないか?』と伝達しました。

1番始めに戻ってきたのはエリックでした。

)「毛皮はアザラシの毛皮2000枚が積まれてきてました」

  「これの情報は電話で1等航海士に聞きました」

上)『・・・・』(それだけではないハズだし、なぜ1等航海士なんだ」

)アザラシの毛皮2000枚とビーバーの毛皮500枚とミンクの毛皮1100枚が積まれてき

  たリストを持参して戻ってきました。

)クルトが戻ってきたのは勤務時間を過ぎていました。

 「船にはアザラシの毛皮2000枚とビーバーの毛皮500枚とミンクの毛皮1100枚ミンク

  の毛皮500枚が積まれてました。」「その毛皮は1枚7000円の販売価格がついていたの

    で見込客に1枚10000円で購入しないかと連絡しました。ビーバーの毛皮も同様に連絡

  をいれ、いずれから連絡があると思います。ミンクの毛皮は質が良くないので、直ぐさま

    行動をおこすことはなく、検討することになっています。」

上)『もうお分かりでしょう。』

  『エリックは言われたことすらできません』

  『カールは言われたことはできます』

  『しかし、クルトは言われたこと以上の対応・行動ができます』

父)「なるほど・・・」

 

  極端な例ですが、これに似たことが、身の回りで起きているのです。

  素直に聞き入れる心とそれを自分のこととして考えそしてどうあるべきかを考えて行動

  する=イニシアティブ!このような行動を身につけたいものですね。

  イニシアティブ人間は、何となく分かります。

  前向きな習慣(考え方と行動)が根付き、時に独特な行動が見られます。

  あなたの回りにも必ずいるはずです。積極的な言動する人が・・・。 

 

成功する人は、前向き・積極的です。

だって、でも、どうせ・・・のネガティブな発言はありません。

夢・決意・専念・・・。目標を持ち、各語を決め、没頭しましょう!

必ず何かが起こります!

そう「成功」の2文字が君を待っています!