おかん日記 パートツー | 週末ミュージシャン・平日会社員 たまの素晴らしい毎日!!

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突然ですがウインク

実は、去年の9月3日、うちのおかんは亡くなりました。



去年、このアメブロで「おかん日記」をかいてたとき。

あんときは、ほんまにおかんが死ぬ一歩手前でした、、今から考えたらね。


あの日記を書いてた時の私の感情は今でも覚えております。とにかくおかんに何かしてあげられるのは私しかいないんだー!とか使命感に燃えてた、って感じです。

もちろん、悲しみいう気持ちもありました。

それ以上に、なにか、「親の介護は、ひとりっこの私の肩にかかってるんだー!」という使命感があって、その役割を頑張ろうとしていました。



そして、、

何故か、頑張ることを演じている自分がうっすら見えてるような気もしてましたキョロキョロ

そんな自分は、何か、薄情な人間なんじゃないのか?とすごい思いましたよ。

だって、親の面倒をみるのは当然、そこを頑張るのは当然というのが社会通年なんで。



でも、普通に親をみる、

というより、

介護をしてる大変な自分に酔ってる、、

みたいな、そんなところがあったかな、と思います。えー



おかんが入院をはじめて約1ヶ月。

ちっとも良くならないおかん。

声も出なくなっていくおかん。

「なさけないー」って声にならぬ声で話すおかんえーん

こういう場面は、ほんまに悲しかったです。おかんは、いつまでも、私が甘えてたおかんやったんですねー。



そして、9月3日の朝。。。

入院から日が経って、入院の原因となっていた炎症の症状がひいていました。

でも、相変わらず食べ物は喉を通らないから、回復はしていかない。


こんな状態だったんですが、病院としては、「治療する」理由がないので、転院してもらわねばならない、ということだったのです。


コロナな世の中なんで、普通の病院に転院すると、二度と会えないままになることは、すぐ想像できました。

それが嫌だったので、、

でも理由のもうひとつは、、



「病院にまかせずに、私が転院先を探すのだ!おかんの為に頑張るのだ!」と鼻息荒く頑張るためでもありました笑い泣き



そして、片っぱしから病院に電話しようと

電話をとろうとしたら、先に電話がなりました。


電話をとると、おかんの入院先の病院からです。



「お母さんが、心臓がとまりそうです!朝から吐血しはりました、すぐきてください!」ってえーん



…………



病院についたら、すでにおかんは息をしてませんでした。



まさにドラマに出てくる、

何時何分、ご臨終です、ってやつです。



そのあとはまあ、悲しいけど、やらなきゃいけないこともあったり。。



あんとき、この事を記事にあげる気にはなれなかったなぁー。

だから、書きませんでした。




ただ、今回これを書く気になったのは。

あの時起こった出来事、感情、感覚を、忘れないうちに書き留めておきたいとずっと思っていて、いま、その時間が出来たからです。だって、お正月だからね!



何が書きたかったかというと、



症状がよくなり、入院してる理由がなくなったおかんの転院先を探してるわたしに、おかんが、

「もうええさかい、えみちゃん」

と言ってくれたのかな?ってことだったんです。

おかんが、余計なもんを、もっていってくれたのかなと。




おかんが亡くなってから、不思議と

無理にがんばる、ってのはやーめた!となったんです。

この場を頑張って仕切るのは、わたしだわさーーー!!っていう、使命感のようなやつです。



そして、、

今までの自分はなんだったのか?

自分はどうなりたいのか?ってすごく考えました。



仕事はやりたいことをやってるのか?

ミュージシャンやって、わぁわぁ騒いでたり、イベント打ち立てたりしてるのは、果たして本当にやりたいことなのか??と深く思いました。



特に、ミュージシャンをやるにあたっての悩みは常にあったので、



もう、派手に振る舞うのはやめよう、とも思いました。




、、って思ってるだけで笑

知らぬまに、友達が、仕事仲間が私にはなしかけてきます。笑



そして…

派手に振る舞うのはやめよう!って喪に服すしているのにも飽きたころ、私は暗い自分に居続けるのも気持ち悪いんで、それもやめました。。



そして、また笑子になりました笑



でも、昔の笑子ではなく、無理に笑う笑子ではなく、心から笑う笑子でいようと思うようになりました。

今は情熱を傾けられることを感じて、そこに時間を使っていきたいと思ってます。

そして、素晴らしいものや人とは、たくさん出会いたいです。



それから、

自分が本当に感じていること

自分が本当にそうだと思うこと

テレビや世間や先輩の受け売りにそのまま流されないこと

直感で気持ち悪いと思う事柄を素直にそうなんやと思うこと


こんな事を大事にして、生きていきたいな

っておもいます!



おかん、ほんまにありがとう!!




2022年元旦