2012年10月20日(日)
 

窓から見た点描


 今日は久しぶりに青空が雲間から覗きました。連日、雨が続いていたので待ち遠しい思いでした。
 

 その青空から視線を落とし20mほど向うの木を何気なく見ると、幹のところで何やら動くものがいます。じっと視線を凝らして見るとリスでした。思いがけない所でリスを見つけた私は興味を惹かれました。他にも2~3匹います。

 多分、心優しき日本人ならどこでリスを見ようと関心を示すのではないでしょうか。だいいち、ここは建物の立ち並んだ市街地です。しかも近くに緑豊かな公園があるわけでもありません。リスを見つめながら(へえ~、こんなところにリスがいるんだ)と思ったことでした(北海道なら別に街中でも珍しくないか)。

 リスはかなり小柄で体に不釣り合いなほど大きな白い尻尾を持っていました。その尻尾を盛んに動かしながら幹を上下に上り下りしています。

 このどこにでもあるソイ(路地)で健気に生きる動物たち、野良犬(いつもグデ~としている)、野良猫(人間が近づいても逃げない横着さ)そして野良リス達です。


 

♡この木がリスさん達のねぐら。


                レンタルバイク

 バイクを借りました。これでチェンマイでの機動力は大幅アップです。トゥクトゥクはぼられそうだし、乗合小型トラックのソンテオはルートがよく分かりません。バスは中心部にいると全く見ませんし、タクシーはときたま走っているのを見かけるぐらいです。

 レンタルバイク屋は方々にあります。大排気量のカッコいい各種バイクもありますが最もポピュラーなタイプを借りました。原付の50ccかと思っていましたが、実際にはもっと排気量が大きいとの事です。90ccか125ccクラス?どうりで街中で親子の4人乗りとかもよく見かけます。

 借りる際にはパスポートを店に預けます。パタヤではその場でコピーをとってパスポートは返してくれるので安心ではあります。


  
 ♡レンタルバイク屋さん ♡しばし仮の愛車

 免許証とかは一切問われません。ゆえに街中を走り回っているバイクの大半は、特に観光客はほぼ無免許運転でしょう。最も日系新聞に女子中学生がオートバイで登校途中にお坊さんをはね飛ばし、このお坊さんは高齢だったので死亡したという記事が載っていました。このお坊さんは多分、高僧、名僧と言われ、人々から尊敬されていただろうに、これでは立つ瀬がありません。即身仏にでもと予定していたかもしれないのに・・・。死んでも死にきれないとはこのことです。女子中学生も罰当たりなことをしたものです。

 でも、私的にはやはり国際免許証を用意しておいた方がいいと思います。地元の警察署に行けば2,000円ぐらい出せば一週間ほどで手に入ります。事故など何かあった時に持っているのと持っていないのでは違うと思います。

 かくいう私もパタヤでノーヘルで走っている人がけっこう居たので真似をして、ノーヘルのままショッピングセンターに入ろうとしたところで警官と鉢合わ、ばっちり目も合ってしまい、捕まってしまいました。その時、警官が免許を見せろと言ったのでバックに入れていた国際免許証を見せることができました。持っていなかったらもっと面倒なことになっていたでしょう。

 この時は結局切符を切られ、すぐにパタヤ警察署に行って反則金を払ってこい、と言われました。国際免許証は払って戻ってくるまで取り上げです。日本とはだいぶシステムが違います。この後、警察署の場所が分からずうろうろするは、戻ってきたらきたらで、この警官はいなくなっているわで右往左往しました。ただチェンマイではノーヘルの人も堂々と走っていて警官も別に気にする風もありません。だいぶ規則も緩いようです。でも万が一の場合を考えてヘルメットはかぶりましょうね。

 それと私が実際にオートバイに乗っていて気の付いたことは走っていて車線変更するときは後ろに絶対注意です。道路には日本の比で無い位、たくさんのオートバイが走っています。そのオートバイがすぐ脇をビュンビュン追い抜いていきますので。また、ソンテウ(乗合小型トラック)と歩道の間を走っているとソンテウが歩道に立っている客を見つけた途端、歩道側にせり寄って来るので気を付けて下さい。

 時々、タイに長期滞在しているだろう白人親父が包帯や絆創膏をしている姿を見ますが、私は絶対、飲酒運転だと睨んでいます(それどころかギブスをしているのもよく見かける)。

 でも安全に気を付けさえすれば自由にどこへでもいけるので使い勝手は良いですし少し離れた郊外へ行くのも楽しいと思います。

 ためしにバイクのレンタル料、1日150バーツ(472円)から200バーツ(630円)、ガソリン満タンで104バーツ(327円)と言ったところです。