-前回のあらすじ(一部改変を含みます)-
その苦味で熊も殺すと言われる伝説のセンブリ茶を、
海を越え山を越えの大冒険の果てに手にした後輩のヤガミ君(仮名)が
帰路、寮にてわたくし若めに飲用を勧めます。
ゲテモノ好きの僕(女性の趣味はノーマル)は彼の挑戦を受けました。
だがしかしそのセンブリ茶は通常の3倍の威力を誇るデスセンブリだったのです。
さてさて僕はどうなってしまうのでしょうか……。
まぁそうですね、結果から申し上げますと、ぜんぜん大したことはない。
後輩はつまらなさそうにしてましたが僕は快哉を叫びました。
自分「さぁ次は君の番だ」
後輩「そんなバカな……これは罠だ、謀ったなL」
自分「誰がLやねん」
後輩「死神が、死神がー」
自分「帰れ。だいたい話違うし」
とあくまでデスノート(注:少年ジャンプ連載のミステリー漫画)ごっこに
こだわろうとする彼を追い返してこの事件は幕を下ろします。
ここで僕の勝因に言及してみたいと思います。
まず「苦い」という話はヤガミ君からしつこいほど聞かされていました。
少年チャンピオンに載ってた「覚悟のススメ」という危ない漫画から引用してみましょう。
「覚悟とは苦痛を回避しようとする生物の本能さえ凌駕する魂のことである」
この覚悟ができていたからこそ僕はヤガミ君のデスセンブリに勝利することができたのです。
すなわち少年ジャンプに少年チャンピオンが勝ったということになり
我ながらよく分かりません(そもそも女性向けブログでこんなこと言っても、ねぇ)
そんな観念論だのオタク談義ばかりしてても面白いわけがありません。
というわけで、この次の日に起きた“負け”についてお話しさせていただきます。
「チョコレート効果 カカオ99%」という商品があります。http://open.meiji.co.jp/sweets/chocolate/chocokoka/product/bar.html
その名の通りカカオ99%です。無糖無添加、正真正銘のビターチョコレートです。
カカオで健康!ブームを受けて作られた健康の申し子です。
昨日の勝利に気をよくした僕はランチタイムのデザートとしてこの商品を購買しました。
実はこれの86%バージョンは既に征服していて
「あっちょっと美味いじゃないか」などと思っておりました。
単純計算で「86%でちょっと美味しいなら99%なら更にもう少しおいしいのではないか」
などと楽観に過ぎる思惑を抱えていたのです。バカバカ。
86%より豪華なパッケージに入れてたらついつい買っちゃうじゃないかよー。
そうですね食べた時の感想を書いてみなきゃいけませんね。
正直に包み隠さずさっきの味覚を言葉の上で再現してみようと思います。
こいつは苦ぇッー!
センブリ以上の苦味が
プンプンするぜッ――――ッ!!
(だからやめろってばこれ以上の少年漫画ネタは……ってばよ)
これひょっとして七味唐辛子をかけたほうが食品として成立するかもしれません。
って言うほど今までのチョコとは一線を画した恐ろしい製品でした。
さすがの僕も古畑任三郎もかくやと思われる苦い表情を浮かべざるを得ません。
う~ん、明●製菓さ~ん、あなたが犯人です~(ダメ押し)
1食まるまる食べられませんでしたので、
その場にいるトマトさんとプチ姫さんにけしかけて反応をうかがうことにします。
「これ絶対飲み物ないと食べられないよ」
「なんかカカオの塊を食べてるって感じ」
「若くんキモーい」
(注意:このせりふの中に1個だけ嘘の発言があります)
案の定全員に不評でした。この商品そのうち薬局でしか見かけなくなりそう。
前回のセンブリ合戦とは逆に、この場合の敗因というのは
「チョコレートならいくらなんでも甘いだろう」という
僕の思い込みにあっただろうと考えられます。
いま僕に思い浮かぶ最良の手段は、昨日の後輩に
普通のチョコレートを装って食べさせて血を見させることです。
今夜あがる悲鳴が僕には楽しみで楽しみでたまりません。
辛さには「スコビル」という単位がありますが
(タバスコの2000倍というスコブル高いスコビル値を持つソースを
寿司にかけて食べた冒険譚がありますが、またそれは別の機会に)
苦さにも適切な単位をつけて行政で指導を徹底すべきだと思った昼休みでありました。