酒をぐびぐびいった天然バカのバブ。
案の定つぶれた。
よく見たら日本酒一升が空きそうだった。
皆で飲んでたが、ほとんどバブが飲んだ。
【#048 祭りのあと part.2】
バブは圭太の膝枕でグーグーねる。
俺らは関係無しに武勇伝の話にうつる
『でさぁ、右フック避けてさカウンターでバーン殴ったんだわ~』
ヤンキー早川のウソ武勇伝。
みんなソレに飽きてきた頃
バブに異変が。
オーロロロロローー
圭太の膝枕にリバース。
最悪です。
圭太と部屋のカーペットはゲロと酒の臭いでエラいこっちゃ。
窓を開け、もらいゲロを防ぐ。
ふと時計をみれば、夜9時。
さすがにヤバい。
祭りから親も帰ってくる。
とにかくこのつぶれたバブを家に帰さねば。
皆で180cmの大きなバブを担ぎ上げ
一旦近くの土手まで運ぶ。
力の抜けた人間は本当に重い。
そんなことを初めて知った。
バブの家まで約1キロ。
幸い、ド田舎の川沿い
人気のない土手を歩けば
おそらく誰にも見つかることは無いだろう。
しかし重い。
皆のない知恵を絞り、ひねり出した答えは
その辺の看板を担架がわりにする。だった。
よくみかける、工事中すみません的な看板だ。
これが意外と功を奏して距離を稼ぐ。
が、やっぱり重い。
途中看板が壊れ、バブ落下。
“いたいよぉぅ‥いたいよぉぅ‥”
うるせいこのデクノボウ。
また距離を稼ぐ方法を皆で考える。
そうだ。
何人かが手で押しているチャリに乗っけてみれば良いんだ!
名案のごとく誰かが叫んだ。
俺は内心『それは、イカンデスヨ。。』
とおもっていたが多数決で決まり
自転車のサドルに力の抜けきったバブを乗せる。
皆、距離を少しでも稼ぎたいものだから
ここぞとばかりに腕まくりをして気合いを入れる。
皆で押すぞ!!
せぇ~~~のぉ~~~~!!
ガラガラガッシャン!!!
案の定、勢いのついた自転車は
力の抜けたバブとともに転倒した。
バブは擦りむいた。
家に近づいた。しかし、この酔っぱらったままのバブを
そのまま帰して良いのだろうか。
なんとかして酔いは冷めないだろうかと
また皆で無い知恵を絞る。
出た。
川の水をぶっかけて、酔いと目を覚まさせればいい。
近くに捨ててあった発泡スチロールの箱に水を汲み
一気にぶっかける。
それを2、3度繰り返す。
10月後半おそらく気温は10℃前後の夜。
バブは震えだした。
“さむいよぉぅ‥さむいよぉぅ‥”
不正解だった。
そしてバブの家のすぐそばまできた。
どうしようと皆で悩んでいたとき
バブがムクっ!と起きて
“大丈夫、大丈夫”
とフツウに歩いて玄関に入っていった。
みんな呆気にとられた瞬間だった。
気の抜けた結末と疲労も重なり
秋の満天の星空の下
オトナには成りきれなかった中学生達は
それぞれ無言で家路についた。
翌朝、
最悪なことに朝からマラソン大会だった。
皆昨日の疲れで思うように走れなかった。
そしてバブは、
初めての二日酔いで信じられない遅さと
とんでもないオッサンの様な臭いを振りまいて走ったことは
言うまでもない。
案の定つぶれた。
よく見たら日本酒一升が空きそうだった。
皆で飲んでたが、ほとんどバブが飲んだ。
【#048 祭りのあと part.2】
バブは圭太の膝枕でグーグーねる。
俺らは関係無しに武勇伝の話にうつる
『でさぁ、右フック避けてさカウンターでバーン殴ったんだわ~』
ヤンキー早川のウソ武勇伝。
みんなソレに飽きてきた頃
バブに異変が。
オーロロロロローー
圭太の膝枕にリバース。
最悪です。
圭太と部屋のカーペットはゲロと酒の臭いでエラいこっちゃ。
窓を開け、もらいゲロを防ぐ。
ふと時計をみれば、夜9時。
さすがにヤバい。
祭りから親も帰ってくる。
とにかくこのつぶれたバブを家に帰さねば。
皆で180cmの大きなバブを担ぎ上げ
一旦近くの土手まで運ぶ。
力の抜けた人間は本当に重い。
そんなことを初めて知った。
バブの家まで約1キロ。
幸い、ド田舎の川沿い
人気のない土手を歩けば
おそらく誰にも見つかることは無いだろう。
しかし重い。
皆のない知恵を絞り、ひねり出した答えは
その辺の看板を担架がわりにする。だった。
よくみかける、工事中すみません的な看板だ。
これが意外と功を奏して距離を稼ぐ。
が、やっぱり重い。
途中看板が壊れ、バブ落下。
“いたいよぉぅ‥いたいよぉぅ‥”
うるせいこのデクノボウ。
また距離を稼ぐ方法を皆で考える。
そうだ。
何人かが手で押しているチャリに乗っけてみれば良いんだ!
名案のごとく誰かが叫んだ。
俺は内心『それは、イカンデスヨ。。』
とおもっていたが多数決で決まり
自転車のサドルに力の抜けきったバブを乗せる。
皆、距離を少しでも稼ぎたいものだから
ここぞとばかりに腕まくりをして気合いを入れる。
皆で押すぞ!!
せぇ~~~のぉ~~~~!!
ガラガラガッシャン!!!
案の定、勢いのついた自転車は
力の抜けたバブとともに転倒した。
バブは擦りむいた。
家に近づいた。しかし、この酔っぱらったままのバブを
そのまま帰して良いのだろうか。
なんとかして酔いは冷めないだろうかと
また皆で無い知恵を絞る。
出た。
川の水をぶっかけて、酔いと目を覚まさせればいい。
近くに捨ててあった発泡スチロールの箱に水を汲み
一気にぶっかける。
それを2、3度繰り返す。
10月後半おそらく気温は10℃前後の夜。
バブは震えだした。
“さむいよぉぅ‥さむいよぉぅ‥”
不正解だった。
そしてバブの家のすぐそばまできた。
どうしようと皆で悩んでいたとき
バブがムクっ!と起きて
“大丈夫、大丈夫”
とフツウに歩いて玄関に入っていった。
みんな呆気にとられた瞬間だった。
気の抜けた結末と疲労も重なり
秋の満天の星空の下
オトナには成りきれなかった中学生達は
それぞれ無言で家路についた。
翌朝、
最悪なことに朝からマラソン大会だった。
皆昨日の疲れで思うように走れなかった。
そしてバブは、
初めての二日酔いで信じられない遅さと
とんでもないオッサンの様な臭いを振りまいて走ったことは
言うまでもない。