ぼくドラえもん -4ページ目

ぼくドラえもん

~人生,それは過去を未来へとつなげる旅~

よく人に罪を問い、よく人を裁く。

決して素行がいいとは言えない後輩への印象。

彼には自分としても初めて抱くような感情もあったし、周りの多くから問題視されるところがあった。

仕事はよくやっているが、やはり社内関係者、姿勢そのものに看過できないところがあった。

どういう思考回路が働けばこうなるのか。

気が付けば彼は自分にとって研究対象になっていた。

以前に聞いた話では、高校時代に生徒会長を務めていたとき、反乱分子となった副生徒会長と女子メンバーがおり、そのときに「俺は俺の道を行く」と決め込んだようだ。

自分から見て完全にそれが裏目に出ているとしか思えなかった。

人の目は顔の前に付いており、ただでさえ、自分の姿が見えない。

いや、むしろ自分だけ自分自身が見えていないといえる。

人の方がよっぽど自分のことをよく知っていることが多い。

少なくともそう心得るくらいでちょうどいい。

それが人の意見や感想を跳ね除ける姿勢では、周りの協力が得にくいし、何より本人が不満、ストレスを感じる状態から抜け出せず、悪循環となる。

人に罪を問い、人を裁きたがる。

それは彼だけではなく、自分も、他の人たちも人間の性としてあるかもしれない。

ただ、その裁きの矢を自分に向けない限り、人は変わらない。

自分自身が自身の素行を悔い改めるその日が来るまで、人は変わらないし、生きる世界も変わらない。

「人を裁くことなかれ、しからば汝らも裁かれざらん。」

それは、自分が量るその秤で、いつか裁かれてしまうから。

人を裁くなと裁いてしまっては自分も同じになる。

だから自分は自分を反省するのみ。

そんな〝人〟になりたい。