最近読んだ本が、
これからの子育ての参考になり面白かったです。




 AI vs. 教科書が読めない子どもたち


著者は、数学者の新井紀子さんです。


 





ここ数年で、ルンバなどスマート家電が増えて

一気にAIが身近になりました。


我が家も夏に洗濯機を新調したのですが、

洗濯機にまでAI機能が付いていて

自動で洗剤投入からコース設定までしてくれるので

とても便利ですキョロキョロキョロキョロ



いよいよ、数年後には

多くの仕事がAIに奪われるかもしれない…ことが

現実味を帯びてきたのかもしれません。。






著者の新井さんは、

AIは何ができて何ができないのか、

AIの限界はどこにあるのか

を研究するため

東大合格を目指すAI、東ロボくんを開発しました。



10年のプロジェクトの末、

東ロボくんは東大合格は叶いませんでしたが、

MARCHには合格可能なレベルの

偏差値を獲得しました。


(この時点で既に大学生の上位20%にはいります)





そして、

ある問題にたどり着いたのです。



大学入試をパスするためには

問題文の読解力が必要ですが、

AIは複雑な文章を読解することができません。



これが、東ロボくんが

東大に合格できなかった理由でもあります。




新井さんは、同様に読解力のテストを

日本の子どもたちを対象に行いました。




すると、衝撃的なことに、


AIが不得意とする読解力の設問において、

子どもたちの正答率がかなり低かったのです……





今後の日本の未来において、

一部の業務がAIに代替されていく中、


人間の役割は

AIにはすることができない仕事をすること

です。



それらには、

AIには理解できないことを理解する力が

必要になります。





著書にもありますが、


最近タッチパネルを使った

アプリの教育ソフトが流行っていますよね。


ただ感覚的に知識を詰め込むだけの

ドリル型の教育ではAIには勝てない

ということですね……






読解力のテストは、

RSTという名称で一般に公開されています!


https://www.s4e.jp/ 





代々木ゼミナールでも

RSTの公開テストを実施してるんですね。

(受験料4400円でした)

https://www.yozemi.ac.jp/rst/ 




 



私は初めて耳にしたRSTですが、

今の小中高生には一般的なんでしょうか?



センター試験も名前が新しくなり、

教育の時代の流れを感じます💦

(私はセンター受験しました)




今のところ、

読解力の高さと個性の相関関係は

みられないようですが。。



文章を適切に読む力、

コミュニケーションを適切にとる力を

養える子育てを心がけたいと思いました!






この著者の続編もあるので

また読みたいと思います照れ