奇跡なんかじゃない | 前向いて行こう〜 膀胱がん 再発転移ステージ4 サバイバー日記

前向いて行こう〜 膀胱がん 再発転移ステージ4 サバイバー日記

2013年11月8日に 膀胱がん 粘膜下層浸潤T1G3発覚。約1年後の2014年12月にリンパ節転移。遠隔転移ありのステージ4になっちゃったけど、同時化学放射線治療で奇跡的に寛解継続中!

職人さんとか、研究職の人たちに
憧れがあります。

ひとつのことをひたむきに追求していく姿勢が
大げさかもしれないけれど
心をとても揺さぶるのです。




本庶先生の会見を
NHKのアプリでリアルタイムに観ました。

本庶先生の話される言葉、
本庶先生の科学者としての瞳に

自分の心がどんどん引き込まれていくようでした。




教科書を
今ある常識と言われていることを
良い意味で疑って見る

「〜に違いない」ではなく
「もしかすると〜かもしれない」


きっといつの時代も
そこから新しい真実が
発見されていくのかもしれません。

ペニシリンのお話を何度もされていたのが
とても印象的でした。






***



さて、私の今の状況、

きっとたくさんの人たちが
「奇跡的」
と言うでしょう。


「理由は分からないが
   寛解することも稀にある」

そういう医療者の言葉も
たくさん見てきました。




でも、私は
決して「奇跡的」なんかではないと
思っているのです。

必ずそこには
今までは分からなかった真実が 
ある筈なのです。



その解明に少しでも貢献出来ますように

そう心に留めて
私はこれからも生きようと思っています。