1クール目

入院当日は何もやることがありません。
病院を脱け出し、ランチを食べて本屋さんをブラブラ。
14時ごろ戻ると、抗がん剤の説明を薬剤部の先生からしてもらう。
とにかく我慢しないで言えば、色々対応してくれるって。心強い。

看護師さんに自己導尿の相談をする。
最近は大さじ1ぐらいとか30mlとかで、残尿ノートを見せると、もうとっくに導尿を卒業してよかったらしい。
尿意の感覚がないから導尿しないのも不安だけど、解放されてよかった!


翌日いよいよスタートです。
朝ごはんを食べていたら、若い先生がルートをとりにやってきました。ギクリ。
血管が出にくいしすごく苦手。バクバクしましたが、1発成功。痛くもなかったし!!
でも、左肘をまげると、点滴止まる…
いーのいーの、気にしない、だって1発で入ったんだもん。
腕を伸ばしてればいいだけのことだヨ!

尿のパックをつけて点滴開始。
最初にタキソール次にパクリタキセル。
抗がん剤は漏れると大変なので最初はちょっと緊張したけど、順調に落ちる点滴を眺める。
タキソールのアルコールのせいか眠くて眠くて、お昼も食べずウトウトしてる間に終了しました。
副作用は眠いだけ。逆に食べても食べても空腹感がある。
すごく不安だったけど、これだったら6クール全然行けるわ!
って妙にハイテンションでした。次の日もこれと言った副作用もなく、水分もとれてるので点滴を外してくれて予定より早めにに退院しました。

退院後、1週間ごとに2回血液検査で、白血球が上がらないと注射をされる!と聞いていたのでドキドキしたけど7000が4000へとあまり下がらなかった。
2週間後に脱毛が始まったので後ろを母に手伝ってもらい、自分でショートにしました。