退院後、ひさしぶりの外来でした。

病理の結果がでるのでドキドキしてましたが、楽観的でもありました。

入院中の術後の説明の際に抗がん剤をすると言われていたので、すでに覚悟もしていました。


ところが診察室に入るなり、

「残念なお知らせをお伝えしないといけません。リンパ節に1箇所、転移が見つかりました。

なので、化学療法6クール、したほうがいいと思います。放射線治療は他の場所への副作用が大きいのでやりません。抗がん剤治療をして、あまり効果がないなという場合には、放射線をやりましょう。

副作用として一番大きいのは、髪の毛が抜けるという事。みなさん帽子をかぶってらっしゃるようですが。

あさってから入院してください。」


えー、あさって、すぐだね!!手術から1ヶ月後って言われてたから、わかってたけど。

髪の毛とかどっちでもよかった。

そうか~リンパ節転移かー、つまりそれってどーいうことなのかなあ。

すごく残念そうだけど、そんなに残念なのかな・・・

ってボーゼンとしました。


その後、入院説明のため、中堅先生に呼ばれる。

「結果については、われわれも予想外の結果でした・・・

抗がん剤は、ガンがとり切れなかったということではなく予防的な意味です。

がんばりましょう。」

その言葉に、自分を取り戻し、言われるままにがんばるしかないな。

とやる気が出てきました。

いつも、主治医の言葉にショックを受け一旦診察室をはけてから、

中堅先生に気持ちを引き上げてもらう感じでした。


ここまできたら、やるしかないです。