【２０１９年１０月３１日】Ｎｏ１０２
誰しもが喪失感を抱いたのではないだろうか？
出火元は正殿内部からか？
とも言われており
日曜日から行われている
イベントとの関連性を現在調査中との事。
出火元がどこであれ
火災によって失われた城は
二度と戻ってこない。
沖縄県民の落胆は
察するに余りあるものです。
私たちにとっても脅威である火災
他人事ではありません。
家造りを行う者として
火災保険に入らないという選択肢は
私の中ではゼロなのですが
世の中には
自分の家なのに火災保険に入っていない
という人も希に居たりします。
実に恐ろしい事です。
火災にならないのが
一番良いことなのですが
万が一に備え
火災保険には
絶対に入って欲しいと思います。
ご存知の方も居るかとは思いますが
火災保険とは別に
地震保険という保険があります。
この地震保険は実は任意加入です。
つまり
地震保険に入ろうが
入るまいがどちらでも良いです。
ということ。
でも注意して欲しいのは
地震によって引き起こされた
火災による損失は
地震保険に入っていないと
保険が下りないということ。
いくら火災保険に入っていても
地震保険に入っていないと
地震時の火災に対しては
全くの無防備という事です。
これは注意して欲しい点です。
実際、東日本大震災の時
気仙沼では大規模な火災が発生してしまいました。
今時の新築の家は
構造計算などの手法で
地震に強い家造りが当たり前に
なりつつあります。
阪神淡路大震災クラスの地震が来ても
損傷しないレベルの建物も
珍しくありません。
ウチは地震に強い家だから
地震保険は不要というのは
いかにも早計すぎると思います。
地震によって発生した火災に対する損害
私はこっちの方に
重要性を見出したいと思っております。
そして
火災保険にも気になる動きが・・・
過去に２０１５年１０月１日
火災保険が大幅改定となり
保険料も大きく引き上げられました。
２０１５年１０月１日以降
私の印象ではこの時以降
３割程度 保険料が高くなった様に
感じています。
そして今年
２０１９年１０月１日
再び保険料が引き上げられました。
そしてなんと・・・
来年また保険料が
引き上げられる
との話が聞こえております。
理由は
凶暴化した自然災害が
頻発しているからです。
ご自宅で入っている
火災保険の内容を
今一度見直す時期に
来ているのかもしれません。
保険の担当者さんと
相談してみてはいかがでしょうか。
しかし・・・
どんなに手厚い保険に入っていようが
失われたものが元通りになる訳ではありません。
それは今回の首里城の火災による消失が
正にその通り。
首里城は
１４５３年、１６６０年、
１７０９年、１９４５年（第２次世界大戦）
過去４回消失しているそうです。
今回消失した首里城は
１９９２年に復元されたものだそうです。
今後何年掛かるか分かりませんが
再度復元されて欲しいと心底思います。
今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
いかがだったでしょうか？
どんな感想でも頂けるととても嬉しいです。
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