FaceReborn という14万人の写真プロジェクトをはじめて

「平和」とか
「人のもつ無関心」とか
「いのち」とか
「愛」とか

前よりもずっとずっと
深く深く考えるようになりました。
それまでの私は、
もしかしたら、今でも
平和ということに対して、
まだまだ中途半端かもしれません。

街頭や、イベントに出かけて行って
趣旨を説明すると
「顔をしかめていく人」
「無関心を装う人」
「めんどうくさい」
色々な方がいらっしゃいます。

面白いのは、40代後半から、
50代、60代に
断られる率80%以上
10代、20代、30代の方に
協力して頂ける率90%以上
この差は、なんなんだろう?と
考え続けています。
外国人の皆さんの国別の
お断り率もとても興味深いのです。
今、日本はちょっときな臭い臭いがします。

「平和」ってなんでしょう?

平和という言葉を広義に使いすぎては
いないでしょうか?

私たちの暮らすこの「日本」という国は
いつのまにか、
個人の時代、
共同よりも個人を好むひとが増えました。

個人的には、国民の代表である内閣の人間が
このような人たちということに大きな問題があるように思うのですが、
それはさておき。

自分と他人を分けて考えるひとたちに
「平和」という言葉を使っても
「字面」だけで何も分かっていないのかもしれません。
もしかしたら、届かない人が多いかもしれません。

人は自分が欲して初めて動き出す
それでも動けないひとがいる

これが現状です。
でも、伝えたいのです。
そして、一緒に考えたいのです。

「平和」はとても身近なものです。

あなたの好きな人と一緒に朝をむかえられること
好きだ、嫌いだと喧嘩ができること
スーパーに行けば豊富な食べ物があること
携帯電話で話ができること
トイレでちゃんとウンチができること
好きな歌が歌えること
テレビでお笑い番組がみれること
親に悪態をつけることも

みんな、「平和」の恩恵です。

では、平和じゃないってどういうことでしょう?

「笑顔」の回数が減って
大きな声で笑えなくなって
いつも、不安を抱え
明日の心配をすること

今のこの時代にも、
今のこの日本にも
平和なんて遠いと思っているひとも多くいると思うのです。

じゃあ、平和ってなんだろう?
平和をつくるってどうしたらいいんだろう?

それは。
安心して、笑顔でいられる時間が多いこと。
そうやって暮らせる人が多い社会。
自分も他人も同じ人間として
それぞれが出来ることで、支えあえる社会。

ひとりひとりの平和がたくさんあること
そこから本当の平和が生まれるのだと思う。