どんな人と一緒に仕事をするか。
そこでどんな経験をつむのかで、
私たちの人生は、大きく変化をします。

会社員でも
アルバイトでも
フリーランスでも
派遣でも

どんな人と出会い、
どんな経験を重ね
どんな言葉を受けて前に進むのかで
その年齢が低ければ低いほど
人生に大きな影響が現れます。

あなたが今、共に働いている人は
あなたにとって、どんな存在ですか?
そして、あなた自身は共に働く人に
どんなギフトを送っているでしょうか?

私がいつもの思うのは、
「上手く行かなかったとき」
目の前の上司は、
あなたは
どんな態度で向き合っているか?が見極めのポイントです。
なぜなら、そこにすべての人格が現れるといっても過言ではないからです。
さぁ、どうでしょう?


昔、私がFM局でデビューして間もない頃
メジャーなタレントさんへのインタビューで舞い上がり
型どおりの、台本に書いてあることしか聞けない私に
担当番組のディレクターが私を呼んでこんな事を言いました。

「Choko、俺は何のためにいると思う?」

私は、何も答えられなかったのです。
そしてそのとき、彼はこう言いました。

「俺は、お前が自由に伸び伸びと仕事をして失敗したときに
謝るためにいるんだ。だから、もっと自由になりなさい。
もっともっと聞きたいことを聞いて、言いたいことを伝えていいんだよ」と

私は、一人きりで闘っているような気持ちでいたのです。
どうして私にこんな大役をと思っていたのです。
失敗しないように。上手くやらなくては。
誰にも迷惑をかけないように。
そんな事ばかり考えていたのです。

ですから、上司であるディレクターの言葉に、
私はものすごい衝撃を受けました。
そして私はその日から、仕事への向き合いかたが
まったく変わってしまったのです。
インタビューという仕事が大好きになり
もっと、もっと、目の前の相手のいいところを引き出したい
もっと、もっと相手の話に耳を傾け、そして、
素直な言葉を伝えようと思うようになったのです。

そして、何よりも、人との向き合い方が変わりました。

他人の言葉や態度は、これほどまでに、人生を左右するのです。
越えられない壁をつくってしまうのも
失敗は許されないのだと思ってしまうのも
自分を一人だと思い込んでしまうのも
人の言葉や態度を介して簡単に作り上げられてしまうものです。

決してむやみに、人をさげすむ言葉を発したり
人をできない人などと限定してしまう人にはならないでくださいね。

そしてどうかいつでも可能性を広げてあげられる人でいてください。
そうすれば、あなた自身も可能性でいっぱいになるはずです。