今日は、語りの打ち合わせから
音声データ収録のディレクションのお仕事
そして、キャスティングのお仕事を並行してしておりました。

今日はテーマ「ライオンみたいに吠えてみる」のとおり
吠えます(笑)


さて、
プロとアマチュアの境目がどこにあるのか…
常々考えるところです。

どんな道にもプロがいて、
そこを目指すアマチュアがいる。

最近、その境目をみる機会が多く、最近も
「こいつはプロか?」と思うことがありました。
じゃあ、プロって何?ということになるのですが、

まずは、自分の仕事に対する責任感。
やり遂げるチカラ、ちゃんと対応するチカラ。
これは、どんなお仕事にも大切な
ホスピタリティにも通じていて
相手の事を想像しての行動力とでもいいましょうか。

例えば、キャスティングをしていて、メールを打つ。
1日も連絡がなくて、遅くなりましたぁ では、もうね
遅いのです。相手の状況を想像できないという時点で、
現場に入っても同じようなことが起きる。
私はきっと、もう2度と声をかけない。
フリーランスの人は特に、要注意です。


そういった想像力を持つことは、ナレーションや声の世界にも、
どんな事にも通じていて、誰のために、何を伝えなくちゃいけないの?
ということが抜け落ちて、「精一杯やってるからいいじゃない」
じゃ、プロにはなれません。

技術はね。
一生懸命やっていたら必ず身に付くのです。
身に付く時間の長い短いはあっても。
真剣に取り組んだら必ず身につく。

大事なことはね、
もう一度、この人と一緒に仕事がしたい。
この人と一緒にいると楽しい。
この人のためなら、ひと肌脱いでもいいかなと
思わせられること。
クライアントさんにとって一番ベストな状態を
仕事仲間にとって心地よい状態をつれる人。
いつも想像力を働かせて場と人間関係をつくっていけるひと。
であること。
そういう人はとにかくカッコイイんです。

わたしもいつでもそうありたいと思います。
そして、私はそういう人と一緒に物をつくりあげてゆきたいと
心からそう思うのです。

今日初めて、一対一で仕事をした若手の俳優さんは、
ナレーションは初めてのトライだったけど、
本当に、プロフェッショナルな良い仕事をしてくれました。
また、一緒に仕事がしたいな。

知識ばかりを積み上げても、だめなんですよ。
知識だけじゃ…。